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日本CTO協会「新卒エンジニア向けの合同研修」GitとGithubの講義を担当しました!


日本CTO協会主催「新卒エンジニア向けの合同研修」について

日本CTO協会は、「テクノロジーによる自己変革を、日本社会のあたりまえに」というミッションを掲げ、不確実性の大きい現代社会の中で、企業経営における最先端の技術浸透、世界最高水準の技術者育成を図ることにより、日本経済の発展に資することを目的としています。

エンジニアの採用・育成はどの業界・企業においても、経営における重要な役割を担う時代になりました。企業が経営・事業を大きくする、新たなチャレンジをする上でもエンジニアは常に足りない状況にあり、新卒エンジニアを採用する際にかかる育成コストが大きな負担となっています。こういった背景から、多くの企業がエンジニアの採用が重要であると考えつつも、特に新卒における採用活動自体を見送っています。

今後継続的に課題となり続けるエンジニア不足を解決するためにも、採用だけではなく「育成」にも注力する必要があると考え、ゆくゆくは社内メンバーとして自走ができる、次にリーダー、そしてそれ以上の職務を務められるような人を増やしたいという狙いから、日本CTO協会は『新卒エンジニア向けの合同研修』を2024年5月から開始しました。

Progate CTOの島津は日本CTO協会の個人会員として「エンジニア育成ワーキンググループ」にて、エンジニアの育成促進の活動を行っています。そういった背景から全9回の研修の中で、第2回「Git基礎ハンズオン」の研修を務めることとなり、「内部構造を意識した Git 基礎」と題した講義を実施しました。当日の様子をお伝えします。

▶️日本CTO協会

様々な企業の新卒エンジニア50名が集まった「Git基礎ハンズオン」

様々な企業の新卒エンジニア50名が集まった「Git基礎ハンズオン」は、サイバーエージェント様のオフィスをお借りして行われました。サイバーエージェントの皆様、ありがとうございました!

GitとGitHubは現代のソフトウェア開発において欠かせないツールです。これらのツールをしっかりと理解し使いこなすことで、チーム全体の生産性やコードの品質が飛躍的に向上します。

今回はスタートアップから大手企業まで、50名を超える新卒エンジニアが参加し、GitやGitHubにあまり触れたことがない方から既に活用している方まで幅広いレベルの方が集まりました。

そのため講義は導入から、内部の仕組みを説明しながらやや発展的な内容まで、約70ページのスライドを用いて進めました。当日はSlidoを活用して適宜質問を受け付けていましたが、講義の内容に対して活発に質問が投稿され、参加者の皆さんの学習意欲の高さが伺えました。

(実際に使われたスライドの一部)

基本的な知識の説明を行った後は手を動かすコンテンツを用意しており、講義→実践というサイクルで、知識を身につけていってもらうように設計しました。

手を動かしてもらっている間は講師の島津が各チームを周り、困っていることがないか確認しながら進めていきました。

また、スライドでの学びを補強するためにエンジニア実務を擬似体験できる「Progate Path」の学習コース「Git/GitHub」を組み合わせて学習を進めてもらいました。
この学習コースは、初めてGitに触れるような方でも基本的なコマンドを学び、チーム開発における基本的な考え方や手法を習得できる流れになっています。

学習コース「Git/GitHub」は一般公開されているので、Progate Pathのユーザーであれば学習可能です。ぜひ挑戦してみてくださいね!(Progate Pathは、2024年8月31日まで全ての学習コースが無料になるキャンペーンを実施中です)

▶️Progate Path学習コース「Git/GitHub」

講義の最後に

研修の最後に、「今日一番面白かったトピック」をチーム内で話し合ってもらい、発表をしてもらいました。

初対面同士のチームもあるとは思えないほどの盛り上がりで、「差別的な言葉をなくし、中立的な表現を活用するインクルーシブ・ランゲージの運動でGitのブランチ名がマスターからメインに変わったと本講義で学びました。それならばモンスターを捕まえる某有名ゲームもマスターからメインにすべきではないでしょうか?」なんてユーモアある発表をしてくれたチームも。

他には「講義内で出てきたGitのdiffのアルゴリズムが気になってチームで調べたが、日本語で説明してくれているサイトが全然ない」という意見もありました。

講師の島津からは、「世界的に見ると英語の情報が圧倒的に多いので、日本語のみで調べると情報格差が起きやすい傾向にあります。英語を頑張ることで、得られる情報の量や質が上がりますよ!」とアドバイスを送りました。

Progateは自分自身の可能性を広げていく皆さんを応援しています。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

研修を通じて、参加者の皆さんにGitの基本操作を習得していただき、チーム開発での活用方法をお伝えすることができました。今回の研修で得た知識と経験を、今後の開発に活かしていただければと思います。

Progate Pathでは、さらに多彩で実践的な学習タスクを追加していく予定です。また、Progate Path公式Discordでは学生エンジニアや若手エンジニアの学習コミュニティが形成されており、活発な意見のやり取りが行われています。エンジニア実務を学びたい時には、ぜひProgate Pathの学習も役立てていただけると嬉しいです。

皆さんが今後も学習を続けて、自分自身の可能性を広げ、新たな価値を創造していくことを期待しています。そして、今後の開発による活躍を心から応援しています!

▶️Progate Path


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