音楽というのは想像以上に土地の持つカラーに影響を与えられるもので、その中でも京都といえばひときわ先鋭的な曲展開や言葉に表しづらい独特の和を感じさせるメロディ、伝統に裏打ちされた場所だからこそ"OUR CITY OUR HOME"感を強く持ったバンド群が多い印象があります。
自分の記憶でそれに初めて触れたのは祇園の八坂神社のすぐ近くにあった伝説のライブハウスWHOOPEE'Sで観たGusanosの姿であったり、極悪ビートダウンの中でも突出したライブアクトとして知られたBLOOD
近況。
Vesper the Aerialで1stアルバム『Devote Eternal』をリリースしたのが8月初旬、9月1日には新潟で若いメタルヘッズたちと共に素晴らしいスタートとなるリリース後初ライブをし、帰ってきたかと思えば9月7日にはBurden of Despairで東京への突貫遠征。こちらも地下音楽の真髄に振れる素晴らしい夜を過ごした。
どちらも車での片道8時間ほどの長い移動だったのだけれど、自分は免許を持っていないためドライバーの隣で雑談相手になりながら好きな