いまこの瞬間を大事にする!と切に思ったきっかけ
ついつい、目の前のこの瞬間をやりすごしてしまう。最近は近い未来のことにフォーカスしがちになっている。
そんなことを気づかされたのは、まさに今朝、こどものことがきっかけでした。
それも大きな後悔とともに。
むすこは、もうすぐ運動会。幼稚園では、踊りなどの練習が佳境に入っている。ところが、彼は踊りの練習が嫌でしょうがないようで、ここ最近は幼稚園に行きたがらないことがちょくちょくある。
つい先日も、お迎えのバスに乗り込んだと思ったら、だだをこねすぎて先生の手に負えず、バスから下して別で送っていかなくてはならなくなるほど。
過去のお遊戯を見ていても、彼にとって踊りが得意なほうではないことは知っていたので、仕方がない、ほかの好きなリレーなどで張り切ってくれたらいい、と思っていました。
ところが、彼にも、最初はやる気があったことを今さら知ってしまったのです。運動会まであと7日ほどの今。
数週間前のこと、「〇〇の曲をYoutubeで見たい!」(○〇というのは曲の名前でぼくが忘れてしまいました)と何度か彼が言っていたのですが、うちではあんまりyoutubeは見ないというルールにしてあるので、あまり真剣に取り合っていませんでした。
あとからまた検索してみようか、くらいの気持ちだったので忘れてしまっていたのです。
実は、その「○○の曲」が、今度の運動会の踊りのテーマ曲だったのです。
なんということをしてしまったんだ…
後悔。
彼にもやる気はあった。その踊りへの意欲を後押しする機会はあったのに、それを見過ごしてしまっていた。
今この瞬間を大事にしていれば、あのとき彼が何を求めていたのか、察知できていたかもしれない。
「運動会に向けて、踊りを張り切って踊る。」
彼にもそんな気持ちは少なからずあったのだと思う。
家でも曲を聴いて練習しよう。そんな意欲があったのに、その機会を作ってあげられず。
ほかの子たちは、家でも練習をしているのでしょう。
彼は、だんだん遅れをとり、嫌になっていったのだと思います。
そんな彼の状況を思うと、申し訳ないことをした、と悲しくなってしまいました。
まだまだ、親にもべたべたとくっついてきてくれて、感情も思いっきり表わしてくれる年頃。
でもそれもあと3年、いや2年かも。
大事な家族と接する時間、その瞬間の彼らの感情、気持ちをもっと感じたい。自分の感情ももっと大事にしたい。
今この瞬間を大事にしよう。
そう、切に思ったきっかけでした。