【仕事のコラム】会社員が副業を選択する場合に注意すべきこと/副業の種類
近年、副業をする人の割合がぐんと増えましたね。
その背景には、2018年1月のモデル就業規則の改正で副業の禁止に関する規定が削除されたことがあります。
私がかつて努めていた企業でも、当時副業は禁止されていましたし、就業規則に明記されていたのが記憶にあります。
でも、その後就業規則も改定されて、申請をした上で本業の業務に支障がなければ副業が可能になりました。
実際に、副業をする人はこの5年で64万人増えました。
(数字は2023年7月時点 NHKオンラインより抜粋)
では、実際に会社員が副業行うにあたって、注意すべきことは何なのでしょうか?少し見ていきましょう。
会社の就業規則
副業が会社の就業規則で許可されているか確認しましょう。
また、副業が本業に影響を与えないようにすることも重要です。税務と社会保険
副業収入に対する税金の支払い方法を理解し、適切に確定申告を行いましょう。
社会保険の取り扱いも確認しましょう。
場合によっては、健康保険や年金の負担が増える可能性があります。時間管理
本業に支障をきたさないよう、時間の管理を徹底しましょう。
過労やストレスの防止策を講じることをおすすめします。競業避止義務
副業が本業と競合しないようにしましょう。
本業の企業との利益相反を避けることが重要です。契約上の制約
副業に関する契約やクライアントとの取り決めを理解し、本業に影響を与えないように注意しましょう。
このように副業を行うにあたって注意するポイントは、ぜひ押さえておきましょう。
では、おすすめの副業についても少し見ていきます。
将来のためにおすすめの副業の種類
フリーランス・コンサルティング
分野: IT、マーケティング、デザイン、ビジネス戦略など。
理由: 自分の専門知識やスキルを活かして収入を得られる。スキルアップやネットワーク構築にも役立つ。
オンライン教育・講師
分野: プログラミング、語学、ビジネススキル、アートなど。
理由: 知識を他人に伝えることで、自身の理解も深まる。オンラインプラットフォームを活用することで、広範な受講者にアプローチ可能。
eコマース・ドロップシッピング
分野: ハンドメイド商品、ファッション、小物、電子製品など。
理由: 初期投資が少なく、柔軟な運営が可能。オンラインでのマーケティングスキルも向上。
コンテンツクリエーション
分野: ブログ、YouTube、ポッドキャスト、インスタグラムなど。
理由: クリエイティブな活動を通じて広告収入やスポンサーシップを得られる。ブランド構築やフォロワーとのエンゲージメントを高めることが可能。
投資・トレーディング
分野: 株式、暗号通貨、不動産、ファンドなど。
理由: 長期的な資産形成の手段として有望。リスク管理と市場分析のスキルが向上する。
クラウドソーシング
分野: ライティング、翻訳、データ入力、デザイン、プログラミングなど。
理由: 短期間で柔軟に仕事を選べる。スキルに応じた仕事が見つかりやすい。
ハンドメイド商品販売
分野: アクセサリー、アート作品、工芸品など。
理由: クリエイティブな活動をビジネスに変えることができる。Etsyやメルカリなどのプラットフォームを活用。
副業を始める際には、自分のスキルや興味を理解して、将来の成長と収益の見込みを見据えて選択することが重要です。
大前提として、ワクワクすること、楽しいこと、難なく作業できることが副業に向いているのではないかと思います。
実際にワクワクすることであれば多少寝る時間を惜しんででもできてしまうものだったり、します。(経験談)
作業を行うことにストレスがかかっていない、むしろ手がどんどん動いてしまうこと、こんなことを見つけたらぜひ続けていってほしいなと思います。
その行動が自分の未来のための投資になっているか、ただの単純作業になっていないか、というところも重要かと思います。
その行動や作業の先に、自分の未来に求めるものがあるかないか、これを判断基準にしていくと、自ずとどういう行動をとるべきかがわかりますね。
暑い日が続きますので、お体ご自愛ください。