『心と世界のかけ算プロジェクト』ニュースレターに掲載されました
先日公開させていただいたインドの教育支援活動
『心と世界のかけ算プロジェクト』
ニュースレターに弊社代表の活動の様子が掲載されましたのでご紹介致します。
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「こどもの日」
才能と熱意にあふれた子供たちが、その才能と技術を披露する素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた。
11月11日、私たちは子供の日を祝った。
プログラムは多くのパフォーマンスで盛大に行われた。
ランプの点灯による開会式から始まり、シシュマンディールの生徒たちによる紹介のダンスと歌が続いた。
生徒たちによる、女児の保護、プラスチックの使用による環境汚染、水の節約、携帯電話の安全な使用など、様々なテーマや社会問題に関すること。
ビルディング・ブロックの生徒たちは、ダンス・パフォーマンスを通してカルナータカ州各地の風習を紹介した。
多くの友人やスポンサーがプログラムに参加し、私たちの努力を評価してくれた。
このイベントには日本のスポンサー・チームも参加。
そのうちの2人が日本独特の楽器を演奏してくれた。
プログラムの司会は、Building Blocksの卒業生が務め、聴衆を惹きつける素晴らしい仕事をしてくれました。
また、ビルディング・ブロックの卒業生で、現在は教師となっている方の証言も聞くことができた。
彼女は感動的な道のりを語り、出席した若い学生たちに夢を追い求める意欲を与えた。
プログラムは、感謝の投票と集合写真で幕を閉じた。
最後にマリオット・ホテル・バンガロール主催の美味しい食事で締めくくられた素晴らしい一日だった。
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日本に生まれて思うことがあります。
日本は、衣食住に困ることは少なく、貧富の差はあれど、命の危険を感じながら生きるという経験をすることは少ないです。
ただ、世界には、"生きる"そのことだけでも命がけな国があるんですね。
常に争いも起きています。
日本にいると、世界で争いがあることなど、自ら調べなければ知る由もありません。
肝心な報道を避けて娯楽に特化してしまったテレビを観ながら一日をぼーっと過ごす人もきっと、少なくないでしょう。
これだけ沢山の選択肢がある日本。
でも、幸福度は先進国最下位。
1989年、今から30年前。
世界の時価総額ランキングトップ50の中で、日本の企業が32社を占めていました。
ですが、今ランキングに入っているのはトヨタ1社だけです。
日本は裕福な国と言われていましたが、30年でこれだけの変化があったのです。
私たちは、次世代に何を残していけるでしょうか。
今の日本を子どもたちに受け継げるか、と聞かれた時、自信を持って首を縦に振れる大人はどれだけいるでしょうか。
そのために、一人一人の意識が大切だと思っています。
日本に生まれてラッキー。
だからこそ、それぞれの人生に責任を持って生きていけたら、次世代にも希望を持って進んでいけそうですよね。
(自分に言い聞かせています)
子どもたちは、生まれた場所でその時の人生が大きく変わります。
子どもたちが生まれた場所に左右されない世界。
そんな世界を作れることは、何よりの希望だと思っています。
日々のご活動に感謝いたします。