北欧諸国の出生動向
北欧4か国の2022年の出生統計がほぼ出揃ったので紹介。
コロナ・ベビーブームは2021年だけだった。フィンランドの出生数は1840年以降では大飢饉の1868年に次いで少ない。
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The first 3 months of 2021 saw 700 more births compared to the same period last year in Norway. It’s too early to say whether or not this is due to corona, but the increase starts nine months after the first #lockdown. https://t.co/dQZ1QSAoeG @SSB_Norway #fertility #coronababy
— ScienceNorway.no (@Sciencenorwayno) May 20, 2021
Finland's Covid-era baby boom appears to be overhttps://t.co/i74CkJ0EML
— Yle News (@ylenews) January 8, 2023
2022年の合計出生率(TFR)はデンマーク1.55、スウェーデン1.52、ノルウェー1.41だった。フィンランドはまだ公表されていないが、18世紀の統計開始以来最低となる1.32~1.33程度だったと推定される。なお、2021年の日本は1.30。
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昨年の日経のプロパガンダを読み返すと面白い。
先進国の多くで2021年の出生率が上昇しました。北欧などで反転する一方、日本や韓国は低下の流れを変えられず。子育てのジェンダー平等で明暗が分かれた可能性があります。#日経_チャートは語る
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 31, 2022
▶出生率反転の波に乗れぬ日本https://t.co/pQOZDukBsn pic.twitter.com/XlT09PqDY1
男女が平等に子育てをする環境を整えてきた北欧などでコロナ禍で落ち込んだ出生率の回復の兆しが見えています。
— 日経電子版 for women (@forwome17813858) July 30, 2022
スウェーデンのウプサラ大学の奥山陽子助教授は、コロナ禍で在宅勤務が広がるなか「男性の子育ての力量が確認された」といいます。https://t.co/1OFzrHOqY7
【注目記事】
— 日経Think!|注目ニュースにひとこと解説 (@nikkei_think) July 31, 2022
出生率反転、波乗れぬ日本 先進国の8割上昇
ウプサラ大学の奥山陽子助教授(@yoko_okuyama_jp)が記事を考察🖊
「フィンランドの合計特殊出生率上昇がとくに興味深い。ここ15年ほど出生率低下が止まらなかったからだ。対して、他の…」#日経Think
▼続きを読むhttps://t.co/tziXe8u7N0
こちら👇は今月の記事。
<金口木舌>少子化の本当の原因は? https://t.co/JhsQtDyn4q
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) March 5, 2023
フランスや北欧など家族の多様性を認める国は出生率が回復している。これらの国はジェンダーギャップ指数でも上位にランクする
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たった3か国の比較から結論する学者。
「#出生率 鍵は男性の #家事・育児分担」
— 東京新聞ノコト (@choukanne) March 5, 2023
日本と米国、スウェーデン3カ国で、男女間の分担が均等に近い国ほど出生率が高くなる傾向に。日本は男性の割合が15%で、他2カ国の半分以下でした。
調査をした米 #ハーバード大 のメアリー・ブリントン教授に取材しました。https://t.co/morTnEOjub
少子化の原因についてはマスコミも学者も大半はプロパガンダなので信用できない。
付録
日経の記事には「女性が労働参加した方が出生率は高い傾向に」とあるが、日本の女の就業率の著しい上昇はTFRの上昇につながっていない。
25~29歳の就業率と出生率が急変したタイミング(1980年代半ば)に注目。
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20代に「仕事か子供か」の選択で仕事を選ばせれば出生率が下がるのは当たり前。