トッドの必見インタビュー
日本では反リベラル、反Wokeの面々がトランプ大統領就任で「勝利感」に酔っているようだが、それに冷や水を浴びせるような内容で、自分もこの見方に近い。
👇はスティグリッツも昔に言っていたことである(どの本に書いていたのかは失念)。ドル建ての金融商品は「国際競争力」は高いが多くの雇用を生まないので、国内経済全体を底上げする効果は乏しい。
エリート全体が腐っているので、トランプが暴れた程度ではメガトレンドは変えられないという悲観的な見方である。
👆の冒頭で言及されている共同通信に依頼された書評の一節👇だが、エリートが反省して思想信条を変えるはずがないので、反リベラルは楽観的にならない方がよいのである。
「虚偽だと分かった言論でもビジネスになるならもてはやす」の例👇(分かっていない可能性もあるが)。
気になるのが、パトルシェフが最近のインタビューで「反ロシア思想のために破壊されたかつて栄えた都市」として、ハリコフ、オデッサ、ニコラ―エフ、ドニエプロペトロフスクを挙げていることで、最終的な「解放」の目標だと匂わせているのかも。