肌感覚におけるセクシャリズム
昨日のブログで皮膚からも色々なものを取り入れているという話をしたが、喉、胃、腸などは内側の皮膚という考え方が出来て、粘膜で覆われた部分から栄養素を取り入れるのに対して、皮膚は外側に面していて乾いた比較的丈夫な外皮で覆われ外界からの接触から身を守っている。その分色々な刺激にさらされている訳だが、毛穴や汗腺という器官から物質が侵入してくることもある。それが、皮膚から取り入れるという事になる。シャンプーや石鹸、化粧品などは肌を整えるために使われるが、その中に含まれている成分も僅かながら毛穴や汗腺から体内に取り込まれる。肌を整えているつもりが、かえって荒らしていることもある。
腸内細菌と同じように皮膚には常在菌というのがいて、善玉菌と悪玉菌が絶妙なバランスをとって皮膚の浄化に努めている。外界からの刺激でそれらが崩れると、肌荒れや湿疹の原因になるのはよく知られていることである。
冬になると、寒さによる皮膚表面の血流の減少と空気の乾燥によって、足のスネのあたりによく肌荒れを起こしていたのだが、お風呂で洗いすぎないようにして常在菌のバランスを乱さないようにしたら、比較的簡単に治るようになった。
一方、内側の皮膚である内臓が荒れると、外側の皮膚にも影響が出てくることも知られていて、胃腸の不具合は、肌荒れの元になったりする。
お酒を飲みすぎた後は、肌が乾燥して荒れやすくなる。
この皮膚というのはさらに触覚というものも持っていて、直接、間接に受ける刺激に対して反応する。耳元に息を吹きかけられるのにビクッとなったり、不意に肩口に人の温もりを感じてゾワゾワしたり、誰かからの視線に反応したり。こんな感覚を肌感覚とか言ったりする。
子供の頃はちょっと脇腹を触られただけで、そのくすぐったさに身体をよじるくらい反応していたが、様々な経験を経て触られ慣れると、物理的な刺激だけでは中々反応しなくなり、それはそれは魅惑的な異性からの誘うようなほんの僅かなタッチで反応したりして、目と耳と触覚の合わせ技で感じるようになったりする。
逆に、その状態であれば、触られなくてもそのフリをされるだけで感じたりする。それも肌感覚であり、セクシャルな会話に欠かせないエッセンスだったりする。
脳で感じる肌感覚である。
セクシーコメント20
”さっきから胸に視線感じるのだけど、ドキドキしちゃうから程々にしてね♡”
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