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推しフレームワーク教えて! - 中級プロダクトマネージャーの憩い こっこクラブ🐔 活動報告 #4
Slackコミュニティ「プロダクト筋トレ」では、日々のプロダクトづくりにもっとワクワクするために様々な活動をおこなっています。
本日はその中で、中級プロダクトマネージャーが集まってテーマについて議論する「こっこクラブ」の活動についてお伝えします。
※ 初心者プロダクトマネージャーのための「ぴよぴよのみずたまり」というチームもあります
本日のテーマ: 推しフレームワーク🎉
今日は世の中にありすぎるほどあるフレームワーク、実際どれつかっている?どんな工夫してる?を話しました。
① フレームワークって、普段全然つかっていないかも・・・・論
・ステークホルダーとか偉い人と話すときに使っている
・普段遣いしている
・開発チームとのコミュニケーションのためにつかっている
など、参加者によっていろいろな意見がありました。
フレームワークそのものは使っていなくても、考えるときにはフレームワークと同じようなことを考えていることも多々ある、という話もでました。
② North Star Metricって使いこなせていない
なかなかNSMの必要性がなかったり、使いこなせなかったりするよね、という議論がありました。
NSMにも色々宗派があって、ユーザーゴールの達成数を数えるのがよいのか、それとも価値提案の数を数えるのがよいのかなどを議論しました。
③ thinking backwards/プレスリリース駆動開発 は最高👏
いろいろなフレームワークの話をしましたが、首を揃えてみんなが大好きだったのは開発前にプレスリリースを書く手法です。
とくに、BtoBtoCのプロダクトでC向けのプレスリリースを書いて顧客のBに提案するという手法がとてもよいという知見を教えてもらいました。
④ コンシェルジュ / オズの魔法使い も最高なのでは?
実際の開発をする前に、UIデザインもせずにユーザビリティテストができるMVPの手法であるコンシェルジュはとても楽しく学びが多いという話になりました。
また、プロダクトマネージャーがコンシェルジュをするのもよいが、おもてなし能力の高い「元ホテルマン」みたいな実際のコンシェルジュっぽいふるまいができる人にコンシェルジュ役をしてもらうことでよい体験提案ができるのでは?という話がでました。
⑤ RICEは時と場合を間違えなければ、とても強い
RICEフレームワークは有名ですが、実際Impactの定義を揃えるのが難しいことや、顧客の声を並べて上から実施するという手法では一貫性のないプロダクトになるという危険性から敬遠していました。
しかし、やることが多すぎて首が回っていない状態や、ステークホルダーが多すぎて意思決定ができなくなってしまっている状態においてはドライな数字で結論が出るためとても重宝するという議論になりました。
「RICEが必要なときは肌感ですまないとき」というのが今日の名言です。
⑥ フレームワークって知ってても名前知らないこと多い
プレスリリースを先に書いてから開発を始めるAmazonの手法などは有名ですがThinking backwardsやプレスリリース駆動開発という名前で浸透していることが知られていなかったり、コンシェルジュはオズの魔法使いという似ているフレームワークがあったりしました。
例えば、ユーザーストーリーマッピングはステークホルダーとの共通認識を取るときなどにフレームワークが有名だからこそ使いやすいという側面もあるかとおもい、チーム内で名前のついたフレームワークをつかってみることで共通認識がとれることもあるかもしれません。
こっこクラブは火曜日20時〜🐔
中級(5年目くらい)のプロダクトマネージャーであつまってこういったテーマで議論をしておりますので、ご興味ある方はSlackコミュニティ「プロダクト筋トレ」へお越しください!
次回のテーマは、
・「どこまで権限ある?」のぶっちゃけ話
・顧客の熱狂、どう確認している?
の2点です。
クローズドな場だからこそできる話満載ですので、noteで公開できない回もあるかもしれませんが、ときどきnoteにもご報告を上げようと思います。
次回をご期待いただける方はスキ♥をしてくださると励みになります!