見出し画像

データを貯める、データをつなぐ

表題でも書きましたが、データを貯めていますか? またそれらを分析していますか? そして、データをつないでいますか?

データは放置しておいても勝手にどんどんと溜まっていきます。ただ、活用の仕方を考えずに、単純にデータが溜まっていませんか。それらは実はデータではなく、ゴミなのかもしれません。ゴミ屋敷にあえて住もうという人はいないと思いますが、データ環境はゴミだらけになっていても気にしない人が多い気がします。

ちなみに本投稿は、データ活用Advent Calendar2023の4日の投稿です。データ活用について思うところを書き連ねます。特に「④2024年に向けて…今年の振り返りと来年の目標宣言」に基づいております。

Salesforce World Tour Tokyoに参加して

先日(11/28-29)東京で開催されたSalesforce World Tour Tokyoに参加してきました。非常に興味深いセールスフォース社からの情報提供や、ユーザーの活用事例、またパートナー企業からの情報取得等、2日間盛りだくさんで、様々なセッションやブースで色々と話を聞いてきました。久々にCEOのマーク・ベニオフ氏が来日という事で、基調講演は結構な人数で会場が埋まっていました。

米セールスフォース マーク・ベニオフCEO

テーマは、「データ+AI+CRM+信頼」ということで、今はやりの生成AIを組み入れたEinstein1の話が中心でした。生成AIの力を得、色々と思考を巡らせていたところをプロンプトを入力することにより、色々な候補をEinsteinにより吐き出させて、またそれらを元に業務を進めて行くという点。またその学習データとして社内の個人情報を単純に使わさせるのではない Einstein Trust Layerと言った信頼の部分の考え方・仕組み。そして、セールスフォースの中のデータと外部の様々なデータをData Cloudでひとまとめにしていく基盤。

生成AI搭載スケジュール

これらは、9月に本国で開催されたDreamforceでも発表された内容を日本語でわかりやすく、改めて説明された内容です。

Data Cloud の可能性

この最後のData Cloudが今後、色々と面白いものになるのかなと思っています。これが、俗にいうCDP(Customer Data Platform)と言う物になりうると。この辺り、セールスフォースの場合は他社のサービスを使う必要があったのですが、これを自社サービスだけで成り立てると。そして、今現在はDr.SumもMotionBoard Cloudではつなげられないのですが、中の人とも話しながら、この辺りのコネクタ次第では、どうにかなるかと。現在Tableauとは接続できるのですが、この辺は色々な意味でつながっていくと、やれることが増えていきますよね。

Einstein Platform1
Data Cloud 詳細

まあ、つながりさえすれば、色々なことを考えたり、作ったりできるようになりますので、来年はこの辺をもう少し推し進めていけば面白いかなと。あと、本件とは別で、データクレンジングの面白いサービスも見つけましたので、この辺りもどこかでお話ができればと。そんなことを来年はやっていきたいものです。

蛇足

全くの蛇足ではありますが、本日は個人としては結婚記念日。どうにか、勝手気ままに会社を経営できているのも、相方のおかげ。オパール婚式という事で、リファダブルレイを贈る。贈ると言っても、自ら買っていいよとしただけですがね(笑)

いいなと思ったら応援しよう!