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読書が好きだった「わたし」


芦田愛菜ちゃんみたいだった「わたし」

#わたしのなやみはおかねになります3
昔の「わたし」はいわゆる本の虫で、本が大好き。歩いてる時も食事中も
トイレに入る時も片時も本を離さない子供でした。芦田愛菜ちゃんも小さいころから本が大好きでした。小さい頃お仕事一緒にさせてもらったんだけど、休憩中とかいつも本読んでましたよ。彼女も言っていたけど、活字中毒みたいな時期があって、本がなかったらとにかく活字であれば何でも読んでいた時期が。今はスマホを離さない人が多いけど、そんな感じ。ジャンルは何でも。漫画はもちろん、新聞、雑誌、広告まで。

「わたし」の父も本が大好きでした。家には大きな書棚がいくつもあって、色々な本がたくさんありました。小説から画集、伝記、歴史書、古典文学の類まで。そんな感じだったので学校では図書委員になって、図書館の司書の先生と仲良しになり、放課後友人と司書の先生のところで暇つぶししてました。とにかく休み時間や学校の登下校の時も、トイレの中でも読んでいる本の続きが気になって気になってどこでも本が手放せないほどでした。

読書3バス

本が読めなくなった「わたし」

ところが最近の「わたし」はすっかり本を読まなく、いえ、読めなくなってしまいました。きっかけは、10年くらい前でしょうか、ある日フリーペーパーを手に取り読もうとした時でした。なんだか全然文章が頭に入ってこないんですよね。文章が面白くないとかではなく、集中できない。なぜなのか?「最近の雑誌はデザイン重視で読みにくいんだよね」とか、「ペールピンクの地色で、白いフォントカラー、誰も読めないし」とか、自分のせいでは
なく、雑誌のせいかなとか思っていました。でも違ったんです…単純に老眼だったんですよ。仕事柄パソコンと向き合う時間が多かったので、昔は両目とも1.2あった視力もかなり落ちては来ていましたが、遠くのものはそれなりに見えていたから老眼なんて思いもしなかったんですけど。
その頃から単行本やレストランのメニューを読もうとふと手元に視線を落とすと急に文字が読みずらいなって感じるようになって。でもCMではよく老眼の症状は連呼されていましたが、まさか「わたし」が老眼なんて…です。

読書5くらもち


やっぱり「わたし」老眼なんじゃないと思った決定打が、「わたし」が大好きなくらもちふさこさんの特集が文春で出版されたとき。(つい最近すぎ、往生際悪すぎです)
くらもちふさこさん、昔から大ファンだったので、即購入しました。ワクワクしながら、本を開いて愕然としてました。本文がこの写真↓です。見て!この文字の小ささ!ないわー。全く読めない。いい事書いてあるのに、読めない(泣)。その時はっきり老眼だと悟り、さっそく100均で試しに老眼鏡を買ってみたら、なんと、読めるじゃないですが、この小さい字が!

読書6くらもち

老眼鏡がなくても本が読みたい

でもやっぱり腑に落ちない。くらもちふさこ先生は「わたし」たちアラフイー世代まさにON TIMEのお方。多くの読者が「わたし」と同じ年齢のはず。なのに、なぜこんな文字が小さいのぉ。
老眼鏡かけたらいいじゃないかと言う人も多いですが、でもね、老眼鏡、これが色々面倒なんです。常に老眼鏡をかけているのは厳しいんです。老眼鏡はあくまでも近くを見る眼鏡なので、ちょっとでも離れたものを見るのは無理です。なので、遠視、近視の方は老眼鏡以外の眼鏡をもっているはず。かくいう「わたし」も遠くを見る用の眼鏡をもっています。今、私のバックの中には常に眼鏡が二つ。その上、パソコン用のブルーライトカット用の眼鏡もあって、眼鏡だらけ。

だから、そんな面倒がなく、出来れば老眼鏡なしで読みたい!

出版社さんそろそろ欧米のペーパーバックにしてみませんか

読書4アメリカ


ペーパーバックとは、欧米では(英: paperback)、もしくはソフトカバー(英: softcover, softback)と言われ、ハードカバーの対義語として使われているようです。定義は色々あるのでしょうが、「わたし」の中のパーパーバックは表紙が薄くて大きい、でも紙が薄いので、軽いという認識です。上の写真は欧米のペーパーバックと日本の文庫本のサイズの差です。2倍くらい違いますよね。本のサイズも大きいので当然中の文字も大きいから読みやすい。

日本ではこの手の製本はハーレクインロマンスとか、自己啓発本とかのイメージがあるのかと思いますが、できれば普通の小説、書籍もこのくらいのサイズにしていただけると、老眼鏡なくても読める人が増えるのでは。紙質とか難も多いのかもしれませんが、表紙のデザインの仕方でペーパーバックに対する先入観も変わると思うんですよね「わたし」は。本を読む人が減って、印刷業界が大変というけれど、今一番本を読むの「わたし」たちアラフィー世代オーバーです。そこを狙わないでどこを狙うのか、ですよね。

最近ではあの重たい(笑)女性誌がバックに入るサイズ版を出していたりしていますが、発想はこのタイプの逆です。単行本のサイズを大きく、文字も大きく、そして軽く。

今の時代ipadでkindleとかで読書している人いますけど、あれを持つ腕力が「わたし」にはありません。だったらペーパーバックの方が軽いし、うっかり落としても、心配しなくてよいし。

読書6

どうでしょう、そろそろ日本の出版社さん「わたし」たちアラフイーオーバー向けに新しい製本のジャンル作ってみませんか。老眼鏡なくても文字がスラスラ読める本のサイズがあるのであれば「わたし」は絶対買いますよ。書店の本棚のサイズを変えなくてはいけないかもしれませんけど。




Rie Patterson



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