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年齢に引け目を感じたことないです。

未来に向けて、若者の意見は重要。


#わたしのなやみはおかねになります4

最近、新聞やテレビで話題になっているのは、企業×高校生のコラボレーション。高校生との企業コラボとしてすぐ出てくるのは品川女子学院ですよね。この学校は学習プログラムの中に「28project」というプログラムがあるそうです。このプログラムは、生徒が28歳の自分を思い描き、それを実現するためには何が必要か、どう行動すべきかを模索し、理想とする未来に向かっていくプロジェクト。能動的に人生を設計できるようにさまざまな取り組みを実践しているという事です。グリコやYAHOOなど大手企業がこぞって、品川女子学院のこの取り組みに賛同して、コラボの企画を持ち込んできます。そこで学生達の斬新なアイデアや視点を得て、新たな商品開発やPRに役立てています。確かにユーザーである若者の気持ちってなかなかわからないですよ。

また去年話題になったのが、藻の一種ミドリムシや廃食油を主原料に、日本初の国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化に取り組むユーグレナが発表した「CFO(最高未来責任者)」の公募です。

東証一部上場約5年の注目成長企業による過去に例のないポジションの採用、しかもその対象は18歳以下限定ということもあって、世間の注目が集ままりました。この公募で選ばれたCFOが高校2年生(当時)の小澤 杏子(2002年生まれ)さん。彼女の今後のお仕事はユーグレナの会社の2030年に向けた「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)」に関するアクション、達成目標の策定に携わるサミットを議長として運営する事なんだそうです。例えば、定時株主総会や関係会合、イベントでのプレゼンテーションなど、かなりの大役をまかされることになるそうです。すごいですよね。

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では「わたし」たちアラフィ、アラカンは社会にとってどんな存在なのか。

未来は若い世代が担っていかないといけないのはわかるんです。そしてこういうアクションで社会全体を活性化しようという目的も。でもとっても近い未来はどうでしょうか。2年先、5年先は。この近い未来、かなりのパーセンテージで我々世代が担っていると思うんですけど。と言う事は、わたしたちも社会にとっては大事な役割をになっているはず。

出版業界がネットに押されて、雑誌の売上も振るわない中「ハルメク」と言う雑誌だけは順調に売り上げが上がってます。皆さん、「ハルメク」って雑誌ご存じですか?実は当事者であるわたしもつい最近まで知りませんでした。「ハルメク」はどちらかと言うとシルバー世代に近い方が読んでいる雑誌のようで、本誌だけ見ると病院の待合室においてあるような(すみません💦)。健康テーマや趣味や余暇の過ごし方などが掲載されている雑誌です。でもこの雑誌、本誌以外に通販誌の付録がついているんです。その通販の売上がかなりあって、衣料住居品が売れないという小売店を横目に売上があがっているとか。「ハルメク」は今までの出版業界が切り込まなかった、この年代層の本当のニーズを深堀して、読者に支持を得ているから売れていると。

そう、「わたし」たちのニーズをちょっとでも聞いてくれれば、「わたし」たち即座に企業の皆さんにお返しできるんです。たとえば、60、70代はメークの仕方や髪形への悩みが多いから、それを誌面に取り上げれば、即座に反応がある、と編集者の方もおっしゃっています。

でも世の中に出てくるニーズの掘り下げでニュースになるのは、ピーチ・ジョンの「どんな体形の女性も自分の体を愛せる」ブラジャー発売とか。

悪くは全くないのですが、このニュースを見て、「わたし」が思うのは、アラフイーとかアラカンとか、わたしたちってブランジャーしないの?って事です。いやいや、してますから。それも「わたし」たち普通にブラジャー探し悩んでますから。とっても。

「若い世代にアピールすると 昔のファンも帰ってくる」…?

こういう話をすると広告代理店、広告関係の方がかならず、「とは言ってもね」とか言いながら、「若い世代にアピールする方が市場的にもいいんです」みたいな事を本当に言ってくるんですよ。このアドタイの「若い世代にアピールすると 昔のファンも帰ってくる」という文章もそうですが、若い世代に再発見してもらうといいつつ、実売層は昔からの購入者層ですよね。昔からのファンや消費者に何も訴求してこなかっただけなのではないのかなと。再訴求しようとした切り口が単に「今風」だっただけなのではないかのかな、とそんなうがった見方までしてしまうほど、「わたし」たちをひねくれさせてしまっているのが現実なのです。

「わたし」は年齢に引け目を感じていません。

最後に最近読んだVOGUEの記事にアメリカで行われたスーパーボウルのパフォーマンスで物議を醸しだした、ジェニファーロペスとシャキーラの事が書かれた MOYURU SAKAI氏の記事に関して。

まず最初にシャキーラは43歳、J.Loは50歳って、えーもうそんなに年取ったのっていうのが個人的な感想でした(苦笑)。私とほぼ同年代のジェニファーロペス、ファンではないですか、昔は本当にスーパースターっていう存在で「わたし」の中では若いイメージがずっとあったので、余計に驚き。でも映像を見て全然変わってなくて、というかむしろもっとパワフルになっているのが小気味いい感じでした。この記者の方もたぶん同じ事を感じたんだと思います。

本題ですが、「年齢を引け目に感じて、自分らしくあることをやめるべきではない」というコメントがこの記事にあるのですが、引け目感じてますか?「わたし」たち。他の人はどうかわかりませんが、「わたし」は年齢に全く引け目感じてないんですよね。強がりでもなんでもなく。だからこそ、noteに投稿しようと思ったのです。

年齢に引け目を感じるどころか自分らしく生きようとする時に、必要なものや情報が「わたし」たち向けに訴求されていない、発信されていないという事の方が課題なのではないでしょうか。「わたし」たち向けに「わたし」たちが日々悩んでいる事からニーズを掘り下げた訴求・発信されていたら、「わたし」たち、とても近い未来、それこそ今日とか明日とか、ほしい物を買いに行きます。走ります。「わたし」たちが消費するという事で確実に社会に貢献できます。

「わたし」は「わたし」と思いきれるのも、ある意味年を重ねてきた事の大きな実績だと思います。

企業の皆さん、そろそろ「わたし」たちと企業コラボして世の中を驚かせませんか?わたしのなやみおかねになりますよ。

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