一律給付が決定した場合に備えて知っておくこと
虎です。
さて、本日は、先頃発表があった一律給付についてのお話です。
正式な決定に至ったわけではなく、給付形態、予算、申告制、などなどの様々なハードルが控えていますが、これはぜひ実現してほしいものであります。
何故か?
勿論、私もお金はほしいですよ💴www
ただそれ以上に、一律給付について国民が正しい知識を身に着け、正しく使うことで、今ある国難を乗り切る確かな一手になるからです。
では、その一律給付に関する正しい知識や備えとは?
例のごとく、順を追って解説したいと思います。
1,特別給付金、実は特別給預金!?
給預金。
給与ではなく、給付でなく。
聞き慣れませんよね?
勿論、私の造語です。
国が国民に対して、特別な用途に使ってもらうことを期待し、『支給して預ける』お金だから、特別給預金。
以前のリーマンショックのときなども特別給付金が出ましたが、そのときは国が急遽決定して無差別にばら撒いた状態でした。
そのため、国民に本当の目的を正しく理解してもらうことができなかったんじゃないかな、という印象でした。
では、その特別な意味とは一体何なのでしょうか?
それはズバリ!!
『国に代わって国民に経済を循環させてもらうためのお金』
なのです。
2,特別給付金は収入ではない
これも当時多くの議論や波紋を呼びましたね。
いわゆる、生活保護や年金受給者やその他の福祉手当で生活する人に対して向けられた様々な擁護や非難です。
率直に言えば、特別給付金は収入や補償、贈与、譲渡等とは別のものです。
先にも述べた通り、何らかの災害や経済危機によって国内の事業者や国民の生活、ひいては国そのもの経済が著しく弱体化してしまう。
そんな時に、金融緩和策等と共に『一般の国民にも即座に使えるお金を預け、それによって経済活動を助けてほしい』という目的が垣間見えるからです。
勿論、その他の様々な給付金制度でも、いくつかでは収入に当たらないと明文化されたり、判例となったケースもありますね。
3,今回の給付制度が実現した場合の懸念は?
給付の仕方や対象もそうですが、このような場合、まず給付を受ける側が知っておく事は、第一に
詐欺・犯罪対策と正しい窓口の把握
です。
よくある『給付されますので口座と暗証番号を・・・』といったものの他にも、
・申告制の場合、代理で申告しますという手口
・申請書方式にした場合は、申請書類の盗難
・他にもマルチ、親方、出資詐欺等が活発化する懸念
・外国人労働者を使った多重給付やなりすまし
・生活保護、年金受給者、福祉給付金受給者、ホームレス等を狙った『もらえますから口座を作って渡して、口座番号と暗証番号を入力してとか、またはスマホ契約して』等の貧困ビジネス系詐欺
他にもこうしたタイミングではあらゆる悪を企てる連中もまた活性化します。
そうした被害に遭わないためにも、
政府や自治体の正式な発表や内容
をきちんと理解しておくひつようがあります。
ただ、お金もらえるの?もらえないの?という点にばかり気が行っているようではいけません!!🤬
4,国と協力して行うべきこと
今回のケースはパンデミックによる災害、経済危機への対応となります。
そのため、いざ給付されても、感染対策や治療体制がきちんと整っていなければ、おちおちお金を使いに出掛けることなどできません。
通販があるじゃないか。って?
通販、物流、交通、医療、福祉、公共サービス等は今現在忙しい反面、
実質儲かっています
特別給付金をそこに使っても効果はほとんど期待できません。
国や自治体にも一刻も早く感染予防対策、治療体制を整えて欲しいですが、当然、私達国民もそれに協力していかなければなりません❕❕
一致団結というのは同調圧力ではなく、確かに必要な国民としての、共同生活社会を形成する一員としての心構えであり、大切な役割なのです。
5,じゃあオススメの使いみちは?
特別給付が行われ、安全に外出することが可能になった暁にはどんな事にそのお金を使ったら良いのでしょうか?
答えを言えば、
あなたの使いたいように使えば良い
と思います。
タンス預金にしたり、変なビジネスに引っかかったり、そんなことがなければ、基本的には受け取ったひとりひとりが好きなように消費すればよいでしょう。
結果として経済活動が活発化し、活動自粛の揺り戻しと加えて爆発的な威力で様々な業者を忙しくして儲かって貰えばよいのですから。
ですが、一応のオススメの使いみちとしては、やはり
ふるさと納税
あたりが良いのではないでしょうか?
ふるさと納税について知らない方は検索してみてください。様々なサイトで詳しく解説されています。
(自分で調べるという行為も重要ですね)
かんたんに説明すると、ふるさと納税は一定額以上が控除対象となり、お返しに特産品などが貰えるという納税システムです。
そのため、
地元業者の経済活動を促しつつ、国庫から出たお金が税収として国庫へ還る
という点からしても理想的な使い方になるのではないでしょうか。
そして最も効果的な使いみちは、やはり
営業停止状態にあった小売業や飲食、レジャー産業等で思いっきり使うこと
でしょう。
多くの業種で営業自粛ならまだしも、大量解雇、閉店、倒産といった危機的状況が振りかかっています。
この危機を乗り越えればお客が大挙して押し寄せてくる
という期待を現実のものにできる可能性を高めるためにも、消費者となる一人一人が制度や実際の使いみちについてしっかりと知り、考えることが大切ですね。
6,企業や事業者が行うべきこと、『今』と、『その先』
これは一般の消費者となる人には関係ないか?と思いきや、そうでもありません。
まず、『今』、企業や事業者が行うべきことは、
給付金と揺り戻し特需による繁忙期を信じて、会社を、店を、何よりも従業員を守る
ことです。
折り悪く新年度に向けての開店や創業を完全に潰されて、どん底状態のケースも少なくありません。
しかし、金融緩和と特別給付という2つの策が実施されれば、今を耐え抜けば必ず未来があります。また、こうした対策は、まさに今を乗り越えるための策でもあるのも事実です。
そして、策が実り功を奏した暁にすべき事。
それは、
1ヶ月〜3ヶ月程度に渡りローテーションを組んで、従業員に1週間程度の長期休暇を与える事
です!!
「せっかく潰れかけた会社が、開店すらできなかった店が動き出したのに休んでなんていられるか(# ゚Д゚)」
ハイそうですね。
誰でもそう思います。
しかしそんな浅はかで事業者になれたならただの豪運ですから、今と言わず経済不振を理由とせず、さっさと廃業すべきですねwww
猿がバナナ屋を営業するなど人間様に無礼です。
まあ、言い過ぎかもしれませんが、そのくらい強く意識改革を促したい点だということです。
考えてみてください。
繁忙期のお客さんの大多数は、
『何らかの別の事業の被雇用者』
なのです。
だからこそうまくローテーションを組んで、自社の従業員が他所様のお客様となり、他所様の従業員が自社のお客様となる状況をしっかりと組み立てなくてはなりません。
これはどんなビジネス成功者も語らない(わかっていない)真実ですが、
うちの社員はよその客
よその社員はうちの客
だからこそお客様を大切にし、他社と競い合う意味があるのです。
これが、『その先』にある最も大事な点ですね。
7,絶望に嘆き、希望に縋るのではなく、過去から学び、
今と未来を見据えて努力する事の意味
それは、
『人間は何度でも絶滅の危機を乗り越えてきた強者だ』
ということです。
地球に君臨し、自然を汚し、多くの生物を絶滅させ、それでもなお進化を止めようとせず、時に過去を省みて前を向き直し歩み続ける。
我々には支配種たる義務があります。
この1週間、記事を書く気になれませんでした。
なんかコロナっぽくて檻に入れられました。
動物病院じゃなくてにんげんさん用の病院です。
高待遇ですねwww
😺今は上級ネコ科気分を味わっています😺
正しい知識を身に着け、努力を怠らず、希望を捨てることなく、絶対に諦めないでください。
マスク無しで馬鹿騒ぎが出来る最高の勝利の日を、必ずや皆さんと共に迎えられると私は信じています。
4月19日、某県某院、海と空の見える窓辺にて