シンガポールでのSolanaに関する個人的振り返り
Solana Advent Calendar 2023に投稿した記事です。
写真を紹介しながら、シンガポールのSolanaコミュニティーの雰囲気を伝えられればという記事です。
2022年2月 第一回ハッカーハウス
大きな丸テーブルに隣と距離を空けて5人程度、歩き回るのは不可というコロナ規制がガンガンかかっている中、一番乗りでイベントを開いたのが良かったと思います。この時期、誰かと話したいと思っていた人が多いと思う。
2022年3月〜
Solana勉強会のMetacampが週一で開かれるようになりました。paulxのescrowの記事(anchorを使うバージョンはこちら)を勉強しながら何か作ってみようという人が集まって、お酒を飲んだり、喋ったりしている集まりから始まったのですが、またたく間に大きくなりました。
とにかく、コロナ明けで他人とWeb3/ブロックチェーンのことについて話せるのが楽しかった!
2022年5月12日 Terraショック当日
多くの方がTerraを持っていたにもかかわらず、人が集まっていました。
2022年7月 サマーキャンプ
DAO活動に参加してみるということで、少し運営に関わっていました。
やったこと:
- サマーキャンプで初めてSolanaを触る方向けに、Solanaの開発を最短距離で始めるための独習教材を一緒に作りました。世界中の同時期のSummer Campの予習教材として使われました。
- リーガルセッション
- カメラマン(下手)、受付を数日etc.
結果、100USDC以上の報酬をいただきました。
2022年秋〜
シンガポールのサマーキャンプの評価が高かったようで、Metacampが常設のコワーキングスペース&イベントスペースを持つようになりました。
2022年11月 FTXショック後は、流石に一時的に人がいなくなった。。。
流石にドン引きでした。この時期も、Metacampでは淡々とセッションが行われていて私も何度か顔を出していましたが、2、3人しかいなかった記憶。
2023年3月 Grizzlython
個人としては、この時期に、NFTのエスクロー、投票と、GPTで絵を描く機能を組み合わせたアイディアで、ハッカソンに出ました。フロントエンドとスマートコントラクトのコードは、Githubで公開しました。特にフロントエンドは我流の構成で、かなりの混乱具合です。
Metacampでも発表させてもらったり、ビジネスに強いメンバーからアドバイスをもらったりしました。ちょうど前職の退職時期と重なり、ある程度は時間が取れたのですが、コーディングはほぼ私一人で担当することになり、特にフロントエンドが作れるとは思っていなかったので、期限内に出せて良かったです。出せて満足になってしまいました。
2023年6月 ZuzaluのイベントでBalaji先生熱弁
飾らない方だなとという印象を受けました。
実地のイベントだと、イーサリアムとソラナはお互い認め合っていることがわかります。SNSだとお互い勢力の張り合いをしているみたいに見えて不健全だと感じます。
最近 MonkeDAOの火鍋の会
MonkeDAOのファウンダーの一人はシンガポール在住ですので、しばしば集まりが開かれます。時間が合えばたまに参加しています。
2024年9月19日から21日 Solana Break Point
来年のBreak Pointはシンガポール開催です!
F1のシンガポールグランプリが9月20から22日です。その前の18日と19日がToken2049というブロックチェーン業界のシンガポールで最も盛り上がるイベントで、それに重ねて開催される形です。
シンガポールの環境
一時ドバイへの移住を検討される方が多くなったことや、今年からは日本の税制改正の影響もあると思われますが、Web3/ブロックチェーン業界で新たにシンガポールへ移住しようという動きは緩やかになったと思います。
ただ、トークン発行以外の目的での新たなスタートアップの方が来られていたり、マレーシアやタイに移住しながらシンガポールに会社を持って事業をされるというパターンもあります。
シンガポールの良いところは、人口の多くを占めるシンガポール人は狭い世界であり、ローカルは仲間に入れてもらえれば結構親切な方が多いところと思います。また、自分のやりたいこと/やるべきことに淡々と集中できる環境です。
最後に
気が向けばお気軽にTwitter等にDMいただければと思います。時間が合えば、チャイナタウンでコーヒーやご飯をご一緒させていただき、Metacampに遊びに行きましょう。