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【文房具】今ではお目にかかれないカートリッジ

私が購入したものではないのですが、
今ではなかなかお目にかかれないであろうものを備忘録として残します。

それがこちらのMONT BLANCの万年筆用カートリッジ。

何が珍しいのかと申しますと…
なんとMade in W-Germany
西ドイツ製です
箱の側面は両側ともこのデザイン
カートリッジはこのような感じ
真鍮のような色合いです
カートリッジを上から…

東西ドイツが統合されたのは1989年11月のこと。
今からおよそ34年前…
ということは、このカートリッジは…どんなに最新でも34年物。

全て未使用品ですが、流石に中身は乾燥してしまっていそうです。
このカートリッジが作られた時代は、一体どのような時代だったのでしょうか…


参考までに最新のMONT BLANCカートリッジはこちら
モンブラン公式ページはこちら


MONT BLANC

前身の"シンプロ・フィラーペン・カンパニー"を含めると1906年から続く、ドイツを起源とした高級筆記具メーカーで、 1993年にスイスの高級品コングロマリット「リシュモン(Richemont、Compagnie Financière Richemont SA)グループ」の傘下になったとのこと。
そして、近年では腕時計、ヘッドフォンやアクセサリー、フレグランスまで幅広いラインナップを取り扱うとのことで驚きました。

MONT BLANCのシンボルマーク、あれはモンブラン(山)を上から見た際の等高線がもととなっているようです。

MONT BLANCのページには、創業にまつわる動画などが沢山掲載されており、ついついニュースレターの登録を…


インク沼はまだしも、万年筆沼にはまってしまったら最後、着道楽ならぬ書道楽は身を滅ぼす…なんてことになりかねないので、見るだけにとどめたいものです。

各ペン先は、14K か 18K のゴールド製で手作業で生み出されているとのこと。
金が使用されることによって、柔らかい書き心地&インクの酸性に対する劣化防止になるとは聞きますが、まずは手元の万年筆を書きつくしてから試し書きしてみたいところです。

それにしても、ペン先に施される刻印や模様…素敵です。
個人的には一色だけのものも良いですが、金とロジウムの2種類が合わさったものが魅力的です。

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