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【気付き】"優しい"のイメージ

ここまで何回か記事を書いて、その中で"優しい"という言葉を使ってきました。
私にとって"優しい"はとても心地好い言葉。

温かくて、ほっとする。


皆さんが"優しい"という言葉を聞いた時、自分の中でどのようなイメージが沸くでしょうか?

森の温かい陽だまりの中
温かい透き通った湖の水
春の柔らかな日差しの中に浮かぶお花畑
はたまた、とある人の顔だったり、とある色だったり…

きっと人によって全く違うイメージが沸くのではないでしょうか。
もしかしたら、イメージするのは難しい…という人もいらっしゃるかもしれません。


"優しい"のイメージ

私の中での"優しい"という単語でイメージされるもの。

それが、この記事トップでも使用させて頂いているような夜空でした。
状況が状況なら、果てしない宇宙の中でたった一人の孤独…といったような捉え方も出来るかもしれません。

でも、私の中での"優しい"は満天の星。
そして、地上から見上げている、地上もセットになっている星空でした。

今、星空は"好き"、強いて言うなら大"好き"。
見上げて、たった1つでも星を見つけることが出来れば、
それだけでも"お星様みっけ!"と、未だに心の中で大きく声を上げています。
夏には夏の大三角、白鳥座の十字を探して。
冬には冬の大三角、オリオン座が見える時間帯の変化で季節を感じたり。
私にとって星空は、いつまでも見ていられる大"好き"なもの。

ここで、少しドキドキしながら自分の過去を振り返ってみました。

  • 一体、こんなに星空を"好き"になったのは"何故"だろう?

  • "優しい"と星空がどうして繋がったのは"何故"だろう?

  • 根幹となるものを知った時、どうなるのだろう?

  • 流石に知った時に、飽きてしまう、なんてことはないと思うけれど、何か心情の変化はあるのだろうか?

と、初めて自分の"好き"に正面から向き合います。


星空との最初の出会い

もう正確なことは思い出せませんが、一番小さい頃と星空で繋がる記憶。
それは"絵本"だったような気がします。
何の"絵本"だったかは思い出せないけれど、母が読んでくれた"絵本"。
日本語だったのか、外国語だったのかも思い出せない。

でも、ニュアンスだけ、ふと浮かぶものがありました。

独りぼっち、でも大丈夫、お星様、お月様が見ていてくれるから

そんなものが浮かびました。
勿論これはとある"絵本"に書かれていた一文ではなくて、きっと様々な絵本の要素を自分の中で一緒くたにしたものだと思います。
今となっては、"直接"のきっかけこそは思い出せませんが、この印象が私の心の中にある、ということは分かりました。

絵本の中の星空は、別に今時のような色鮮やかで鮮明な星空ではなかったかもしれない。
でも私は星空が"好き"になった。

ここで、もう1つ忘れてはいけない要素がありました。
それは"絵本"を読んでくれた"人"。

当たり前ですが、赤ちゃんの時、私が一人で"絵本"を読めた訳ではありません。
文字も分からなければ、音も分からない。
意味も勿論分からなかったはず。

でも、読んでくれた"人"がいる。

そして、星空の"絵本"の記憶ではなく、もう少し大きくなってからの記憶にはなりますが、私の母は、毎晩寝る前に絵本や物語を読んでくれていました。

きっと、記憶も確かではないけれど、母が"優しい"声で何度も何度も私に読んでくれていたのかもしれない。
それは昼間だったかもしれないし、寝る前だったかもしれない。

今となってはもう何もかもが曖昧ですが、私の中に"優しい"という根本を作ってくれたのかもしれないと感じました。

その複数の要素が混ざって、"星空"は私にとっての"優しい"になったようです。

地上から見上げている、地上もセットになっている星空

これは、きっとそういう絵本の描写が多かったのだと思います。
幼い頃に家にあった絵本が何だったのか、今も残してあるのであれば別ですが、恐らく全ては残っていないかと思います。

幸いにも、まだ覚えてくれている"人"が居るので、家にあった絵本の名前を聞いてみようと思います。
もしかしたら、自分の星空"好き"を作った懐かしい絵本達に出会えるかもしれません。


出会いから進化した星空

さて、根幹となる星空"好き"が見えてきました。
ここからは、更にその根幹を元に複合されて出来上がった今の"好き"を見つめたいと思います。

又、ぱっと心の中に浮かんだもの。

理科の授業で習った星の名前、星座。
ギリシャ神話。
初めて見た、自分が確実に生きていない未来の星空シミュレーション。
プラネタリウム。
旅行先で見上げた星空。
停電で見えた普段とは全く違う星空。
星空を見に行った夜の山。

…待て待て、と自分の中でつっこみが入りました。
ぱっと…浮かび過ぎでは?

流石、私の大好きな"大空"、その代表格に関するもの。
これを1つ1つ掘り下げるとなると…膨大な文字数になってしまうのでは?と思う半面、あぁこれが全て今の私を作っているのか、本当はもっとあるのかもしれない、と少し胸がきゅっとして温かいような気持ちになっている気がします。

しかし、よく考えてみれば今回は、

一体、こんなに星空を"好き"になったのは"何故"だろう?
"優しい"と星空がどうして繋がったのは"何故"だろう?
根幹となるものを知った時、どうなるのだろう?
流石に知った時に、飽きてしまう、なんてことはないと思うけれど、何か心情の変化はあるのだろうか?

を知る為に書き始めたのでした。
ここまでで、星空を"好き"になった理由と、"優しい"と星空が繋がった理由までは分かりました。

一先ず、今、ここでは根幹となるものを知った自分の気持ちに向き合うことを優先しようと思います。


根幹となるものを知った時

結論、今、星空が大"好き"なことに変わりはなく、"好き"の土台が更に強化されたような気持ちです。
そして、今までの"好き"を更に肯定しているような感覚。

更に、"好き"を一緒に作ってくれた"人"がいて、逆に自分が"好き"を一緒に作る"人"にもなり得る、ということを文字にして改めて気が付きました。

それは今隣りに居る人にとっての"人"かもしれないし、もしかすると、この"文字"を通して、遠く離れたところに居る人にとっての"人"かもしれない。

身近なところでは、勉強を"好き"になるのは"教師"による、というようなことを耳にすることもあります。
如何にその先生が"好き"と思わせてくれるきっかけをくれるかで、その教科の取り組み姿勢が変わる、というようなことだったと記憶していますが、何も勉強に限ったことではない、と言うこと。

自分の"好き"は、誰かの"好き"を一緒に作るものかもしれない。


最後に

私の中での言葉のイメージ、今回は"優しい"と"星空"についての関係性を追っていきました。
"好き"の根幹にあるのは、やはり心地好いものであるようです。

まだnoteを始めて間もないこともあり、テーマも書き方も手探り状態ですが、次に書くものに繋がっていっているので、暫くは気の赴くままにあちこち飛んでみたいと思います。

そう言えば、本日2023年8月31日はブルームーン(満月)。
しかも2023年最大、スーパーブルームーンです。
夜空の星達は、満月の輝きでひっそり身を潜めてしまう夜ではありますが、その明るさは格別。

お月様を見上げるのは勿論のこと、もし高いところに昇る機会があれば、月明かりに照らされる地上を見下ろしてみて下さい。
普段の夜には見えないような、何処までも続く風景が広がっているはずです。

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