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「パ」がない⁉️〜「パフォーマンス」という名の非効率〜
前回のnoteでも紹介しました長野県佐久市以降、異様に出張続きでして、ついに風邪を引いてしまいました🤧
熱はないのでたぶん風邪だと思いますが、喉が痛くて動きたくない症候群に陥ってしまいました💦
ということで、今週の週末noteはお休み・・・にしたいですが、なんとか気力で頑張ります🫡
さて、少し前に東洋経済さんの記事を見て”なるほど”と思ったので、その記事を紹介させていただきます
最近、コスパだけでなくタイパという言葉もあるほど、パフォーマンス重視の世の中になってきている割には、コロナ禍が落ち着きインバウンド客も多く訪れてきているにも関わらず、安価な商品提供を未だにしているところもあります
一部では日本人価格とインバウンド価格の二重価格が問題になっていますが‥
理由があるなら二重価格の導入は問題ではないと思っていますが、今回のテーマは二重価格ではありませんので、また別の機会にお話させていただければと思います
今回のnoteは、パフォーマンス重視がなぜか非効率になることについて書かせていただきます
■「パフォーマンス重視」は実はやりたくないだけ?
冒頭で紹介しました東洋経済さんの記事の一節にありましたが、飲み会に誘われて断る理由が「コスパ悪いんで」という理由でした
その「コスパ」って一体なんなんでしょうね?
要は誘われたメンバーと行きたくないということなんでしょうか?
ストレートに言うと険があるので、何かの用事があるとか、オブラートに包むのが礼儀ですが、「コスパ悪い」って断り方はどうなのかと思ってしまいますね•••
それなら一層のこと、「このメンバーとは行きたくないです」と言い切る方が、それこそ、今後誘われることもないので断る時間もなくなり効率がよくなると思いますが、皆さんはどう思われますか?
もちろんそれぞれの価値観があるので、誘われた飲み会を行きたくないことが悪いのではなく、ここで言いたいのは断り方です
人間関係って、AIと違って個人的な感情や思いつきもあるので、行動などに方程式は存在しません
それを「パフォーマンス重視」と言われても説得力がないと感じるのは、”Pro Bono さの”だけでしょうか•••
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■「パフォーマンス」を重視しすぎると•••
パフォーマンスを重視することには反対しませんが、疑似体験を実体験と誤解する人が多いので、パフォーマンスを重視しすぎるがために、何もかも省いてしまい、そのことがトラブルの温床になっている状況も少なからず起きています
なぜパフォーマンスを重視しすぎるとトラブルの温床になるかといいますと、先ほどもお話しましたように、疑似体験を実体験のように捉えてしまうからです
疑似体験ですので、実際には自分自身体験しておらず、誰かの体験を聞いたことで知ったつもりでいたり、バーチャルリアリティでの体験を実体験と思い込んでいるのです
今はネット社会のため、いろんな情報がPCやスマホで取得することができます
しかし、その情報源はほとんどが個人の感想から引用していることが多いです
他の人からの情報は全ての条件が整った状態で生じた結果でありますが、その全ての条件を教えてくれているわけではありません
また個人的な感想を述べている場合も多く、その信憑性にも疑問が出ます
それを鵜呑みにして自分が経験したかのように思い込むと、実際にその場面に出会した時に失敗することが多くなったりします
パフォーマンスを重視しすぎるとトラブルの温床になるもう一つの理由として、人との対面での交流を避けてしまうことにあります
親しい人との間だとSNSなどで話はできますが、これも100%意思疎通が図れるかというとそうでもありません
なぜなら、言葉の定義がそれぞれ違うから、細かいニュアンスでズレてくる可能性があります
このことは、別の機会でお話させていただきます
親しい間柄でもこうした意思疎通が図れないこともあるので、そこまで親しい間柄でなければ、もっとズレが生じてくる可能性が高まります
一度ズレが生じて事を進めていくるとお互いが言った言わないの論争から始まり、結局のところ、決めたい内容が決められず無駄な時間を過ごすことになります
そうなるとパフォーマンスどころではありません💦
めんどくさいからと言って手を抜くと、余計に手を取られ、最後の最後まで尾を引いたりするので、注意しましょう
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■AIの時代が到来するからこそ•••
2024年「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した白川尚史さんが、本業もありながら敢えて長時間かかる小説を書いているのかの理由を次のように書かれています
時間をかけないと得られないものがある、まさにその通りだと思います
今や情報過多の時代、情報の取捨選択能力が必要な時代になってきたわけです
しかしその能力は経験からでしか得られないものです
経験すると記憶に残る率がかなり高まると言われています
noteで何度となく紹介させていただいている大谷翔平選手ですが、球団から夫婦での始球式の提案をされたそうですが、大谷選手はそれよりも闘病中の子どもたちに始球式をしてもらう方がいいのではと逆提案したそうです
球団からすると、大谷選手夫妻に始球式をしてもらう方が調整が少なく済み、コスパもタイパも効率よくできますが、球団がこの提案を受け入れることによって得られたものは計り知れないと考えています
つまり、パフォーマンス重視だったら、始球式をした子どもだけでなく、球場で実際に見た観客、またテレビなどで見た視聴者、私のようにネット記事で見てほっこりさせていただいた人たちにこんな感動は与えることはできなかったわけです
提案した当の本人である大谷選手や奥様の株だけでなく、球団の株も上がったわけです
株を上げるためにしているわけではありませんが、ちょっとしたことですが、そうした感動を与える手間をかけただけで、ここまで評判を上げることにつながりました
これからAIの時代が間違いなく到来し、今までしてきた作業的な仕事はAIがとって変わると言われています
しかし、人間でなければできないことはまだまだ先まで残るとも言われています
それは何か
それは創造しないといけないものと、人の気持ちを理解することだそうです
創造する分野は全くできないわけではないそうですが、人に比べると不得意だそうです
人の応対はめんどくさいですが、そのめんどくさいこともそれを乗り越えると、山の頂上に登った気持ちになれるでしょう
パフォーマンスという名の手抜きは、後々トラブルにつながりますので、その作業を省略することで将来的に影響が出ないかをよく考えましょうね
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