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明日からできるリスク管理法をシェアする広報LT大会#10@クラウドワークス

こんにちは!なんだか急にずいぶん寒くなっちゃいましたね。
そんな肌寒い雨の中、綺麗なオフィスで終始みんなの熱気がただよう
勉強会が行われておりました。そう!PRLTです。

お久しぶりです!おそらさんです。


今回は「リスク管理」をテーマにLTを募集しまして
7名の方にご登壇いただきました!
会場はクラウドワークスさん、おしゃれ!恵比寿!おしゃれ!(語彙
それでは、どうぞどうぞ〜。

※LT: 5分間程度の短い時間で行われる発表を連続して続けていく形式のプレゼンテーションのこと。「Lightning Talk(s)」の頭文字を取って「LT」と略される。


Too 三好さん 老舗ベンチャー!?もうすぐ100周年の老舗会社で、2年半やってみて気付いた「社内広報」の意味

まもなく創業100周年を迎えるという、デザイン業界専門商社のTooさん。事業柄プロダクトも事業部も多く、隣の部署が何をやっているかわからない…そんな状況をなくすために社内広報に取り組む三好さんにLTしていただきました。


三好さんは2年間で900本近い記事を社内に展開、700名の社員のほぼ半分を露出させるという圧倒的な活動量で、社内広報の存在をアピール。内容も「現場:経営:イベント:ほっこり」=4:3:2:1というバランスのよさを大切にしながら、「グループの壁をなくす」ことをミッションに社内広報に取り組まれています。


社員さんが三好さんの情報発信に触れることで、部門を超えたやり取りが増えたり、他の事業部のことも自分ごとに感じてもらえる社員が増えたそうです!社内の情報が行き渡らないことは、閉塞感を生む大きな原因だったりもしますよね。社内広報は「会社が健康であるための予防活動」とおっしゃる三好さん。なるほど、社内広報もリスクマネジメントのひとつなんですね。

※資料https://www.slideshare.net/secret/lRC67AsueXx5xG


スパイスファクトリー 泰さん 『もうこわくない!エンジニアを巻き込むコミュニケーション)』

Webエンジニアでもありつつ、情報発信も大切にされているスパイスファクトリーの泰さんからは、エンジニアとのコミュニケーションのコツを教えていただきました。


エンジニアさん、黙々と仕事をされているので、「話しかけるなオーラ」に圧倒されてしまう広報も多々いるのではないでしょうか。かくいうおそらさんも、サイボウズ時代、エンジニアさんとのコミュニケーションに悩んでいたことがありました。(実話)

そんな一匹狼的な印象が強いエンジニアさんでしたが、実は助け合いや協力の文化に根ざして仕事をされている方が多いそうです。人に教えることも大好きだし、共同作業もイベントも大好き。ただ情報発信への責任を人一倍感じている側面があるため、取材や寄稿やイベント登壇依頼となると前向きになりづらいこともあるそうです。
そんなエンジニアさんをアウトプットの場に連れ出す第一歩として「エンジニアのナレッジ文化に切り込む」ことを泰さんはオススメしてくださいました。


ナレッジマネジメントの場を社内に持ち、エンジニアさんに気軽に情報発信させる場所を作る→文化が浸透してきたところでナレッジ化された情報を基にブログ記事化の打診をする。こんな流れだと、エンジニアさんも情報発信しやすいそうです。エンジニアに情報発信してほしい方は、ぜひ泰さんのスキームにチャレンジしてみましょう〜!

※資料https://speakerdeck.com/shoheitai/moukowakunai-enziniawojuan-kiip-mukomiyunikesiyon-number-prlt


リングロー 楢木優里さん 『リスクマネジメントはみんなでやろう!』

中古OA・IT機器の修理サポートや卸売販売を行われているリングロー株式会社の楢木さんからは、リスクマネジメントを自社でどのように進められているかLTしていただきました。



リングローさんでは「リスクマネジメントはみんなでやる」をテーマにリスクマネジメントのメンバーを部署横断で集めています。何かイベント等を行うときは、メンバーでリスクを書き出し、ダメージと発生頻度に分けてカテゴリ分けし、対応する順番を決めているそうです。


また、起こってしまったインシデントに関しては、ロープレをして振り返りを行っているそう。「危機管理意識」を持った方が社内に増えることがいちばんの財産、だという楢木さん。うなづけすぎます。避難訓練だいじですね!

※資料https://www.slideshare.net/secret/yOUyu80dSAaUUN


クラウドワークス 上田さん 『大事なことが3つくらいある…!危機管理まにゅあるver0.35』

クラウドワークスさんでは、リスクマネジメントの実務経験を通して感じた大事なことと下記3つをご紹介いただきました。

①まず全員集合する
②事実を把握し方針を決める
③対応は即、返答は落ち着いて

漏れなく、ブレなく、焦らない!心に刻もうと思います。



レバレジーズ 吉田 『最終チェックは◯◯~パブリシティでスピードと正確さを両立するためのリスク管理とスケジューリング~』

運営の吉田もLTしました!


レバレジーズでは、プレスリリースのチェックに必ず法務を通すことでリスクマネジメントを行っています。事業部長や法務メンバーとNGワードのすり合わせを日々行ったりすることで、読者の誤解を招かない&インシデントの防止につなげているそうです。また法務チェックをよどみなく行うためにも、2営業日前には原稿を確定させ関係者に無理なくチェックしてもらうフローを整えています。



景表法のニュースが取り上げられたばかりの昨今。法務との連携も強めていきたいですね。

※資料https://speakerdeck.com/harukayoshida/zui-zhong-tietukuhaoo-paburisiteidesupidotozheng-que-sawoliang-li-surutamefalserisukuguan-li-tosukeziyuringu

dely 田中さん 『「食」×「toC」のクラシルがCM開始前に準備していた3つのこと』

レシピ動画クラシルでおなじみのdelyさんにも来ていただけました。


delyさんが大型の広告投資を行った2017年4月は、「はちみつ入り離乳食」事件等を筆頭に、食に関するサービスの安全性が問だたされていた時期とも重なりました。急成長の真っ只中にいる今、攻めだけでなく守りも固めなければと田中さん、自らリスクマネジメントに奔走します。
社内チェックフローの構築、品質チェックの見える化、そして衛生管理室の立ち会上げ等を迅速に実施。その結果、現在まで衛生面でのネガティブコメントは来ていないという体制を作り上げました。またこうした取り組みが功を奏し、信頼感からメディア露出が増えるという側面も!リスク回避は、攻めでもあるんですね!



KADOKAWA 大谷さん 『あなたの知らないボツ記事の世界~世に出られず泣いている記者がいる~』

アスキー大谷さんからは「記事がなぜボツになるのか」という広報も気になるお話をLTしていただきました。


記事の賞味期限、他媒体との被り、外部要因などなど、記者さん側の動きを知ることで、こちらも事前に気をつけられることが山ほどある!と気付かされるLTでした。


ありがとうございました!

今回は、リスク管理に関する実体験に即したLTが多かったため、いままでになく「明日からやらなきゃ…」と身につまされる勉強会になりました。


今回、ブログ書くのにはちょっと悩ましくなってしまうくらい、オフレコな内容が多い勉強会だったのですが、リアルな体験談がたくさん聞けていいなー!とひそかに思ってしまっているおそらさんです。


次回は12月12日、IDOMさんでやります!
LT登壇者お待ちしております^^

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