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新聞の情報がストックデータベースになるなら課金の価値はありそうという話

おはようございます。2024年9月24日です。
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)3日目です。


朝日新聞PodcastメディアトークのIOK会を聴きながら、新聞のようなメディアは今後むしろストックとしての価値が高まっていくのではないかと感じた。

日々のニュースをチェックする以上に、過去のニュースをチェックするのに重宝しそうな気がするからだ。

現状課金ユーザーで、実質フローでしか記事を読んでいないのだが、検索機能が充実するなら、課金を続けても良いような気がする。
(まぁ今のところPodcastを聴き続ける限りは感謝も込めて課金し続けるつもりではあるのだが…)

逆に課金のメリットを、そうしたストックでの活用ができるというところに位置づけて、フローとしての記事は一定時間(24時間か、せいぜい48時間)はすべてフリーとしてしまう考え方もあるかもしれない。とはいえ会員登録は必須でも良い。

魚拓などへの対策は必要だろうが、そこは技術の領域だろう。


多くの場合、紙の新聞の賞味期限は翌日次の新聞が届くまでと考えるなら、電子版も同じように考えてしまっても良いような気がするのだ。

無料で読めはするが、会員登録を必須とするなら、そのデータは活用できる。購読者としての把握も明確になる。

今回取り上げられているような、「あとから盛り上がった場合」みたいなケースに対応しようと思うなら、例えば「最終更新後24時間はフリー(コメントプラスへのコメント含む)」みたいな方法もあるだろう。


とはいえ収益モデルとしては難しいということであれば、そうしたフロー向けのより低価格な会員プランを作り、携帯料金などにバンドルさせてしまうのはどうだろうか。

ポイントなどと連携させて、ポイントから払えるようにするといった形でも良いかもしれない。

重要なのは、メディアあるいはジャーナリズムとして、広く社会に伝えるという機能を維持しつつ、課金ユーザーにはそれ以上の便益を提供することだ。

前者の機能は速報で補える部分が多いと考えるなら、速報合戦にも価値が出てくるし、その上で、それ以上を求める課金ユーザーは誰かを考えるなら、ストックとしての価値を求めるユーザーとするのは、それほど不自然ではないような気がする。


もっとも、自分の場合はそこに魅力を感じそうだが、では今ストックとしての活用ができているかといえば、これは心許ない。

それではニーズがないのではないかという気もするが、そういう発想がそもそもこれまではなかったのは確かだ。正直最近Googleでの検索結果の信頼性に限界を感じているので、今回のPodcastはそういえばそういう使い方もありかと気づかせてくれたという話でもある。

まぁ今一般に公開されて使える検索機能でどれだけ使えるかはまた別の話。


本日は以上です。

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