コバルトブルーの夢・過去現在、そして未来へ
初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。
今回は、とある日のワークの現場でのこと。その風景のひとつをお伝えしましょう。「森になりたい子さん」(note登場ネーム)のその日のワークの最後の方で急に、色を選んで配置してみよう!という流れになり、今日の自分をテーマに色を選んで白い紙に置きました。予定には無かったのです。
以下の折り紙は再現図としてのもので、sanaが折り紙をちぎって白い紙の上に置いたものです。
【森になりたい子さんの完成図】の再現図と現場での会話
出来上がったひとつの目の前にある完成図を見て、その配置だけから意味を発見しようとすると、それでは見えないもの、足りないものがあるようです。この場合、ご本人が「動いてる」って言い出したことが重要です。
ということで、この一連の動きが、話を聴きながら脳内でアニメーションとしてsanaの中で動き出していました。
その日、あとで折り紙を使って再現してみました。
「こういう感じかな?」
そう言いながら、動かしてみています。
ぐぐぐっと。
ほおっ、こんな感じなのかな…、
つぶつぶ言いながら、振り返っています。
左右上下の下からせり上がってくる、ということがご本人にとって重要なことでした。
そこにただ置かれたように見えてしまうものにも、そうなるに至る経緯が確実に存在しています。
それを見ないわけには、聴かないわけにはいかないのです。
色と形と動きと、ご本人にとってどんな状態を表わしたり意味したりしているのか、尋ねるとご本人も「あれ? 不思議だな。だけどそう思うんです」と言いながらひとつずつ続きをお話してくれます。
どんなことが一枚の紙の上で、そこで起きていたとしても、正しいとか間違いなんて決められる理由はどこにも存在していません。
正解があるとするなら、ご本にとっての「そういう状態なんだ!」こそが正解です。
インタビューはとても大切です。というお話しです。ライブなのですね。
そして「9分割理論」による「絵」や「立体造形」「色紙などを使った色彩配置」「瞑想やイメージングで見たり体験したもの」のワークやセッションの現場では、このご本人の体験談、意思が重要なキーとなります。
解釈とは言っても、理論からのテキストから判断するもの、ジャッジするもの、勝手な意味付けをするものでは無いですよ、ということです。
(今回どういう解釈の現場だったのか、そこは控えさせていただきます)
コバルト ブルー【cobalt blue】
酸化コバルトと酸化アルミニウムから作られる青色の顔料で、絵の具や合成樹脂・陶磁器の着色剤などに使用されている。群青色とも。
「コバルト色の海」というように海を連想させることも少なくない。
あなただけのこの人生の物語を紐解いて歩きましょう。
昼の地球で、夜の宇宙で、丸ごと一日どうぞよい旅を。
cafe prizm sanaでした。