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インド株は昔は良かった20年代はそれほどでもないかも
インドという国
インドは株式会社と証券会社については世界最古の歴史を持つ国です。印僑(インド商人)は世界三大商人の一つに数えられます。インド人は金融に強い関心を持っており、イギリスのスナク首相(インド系)も金融から来た人です。アメリカの大手テック企業の幹部もインド人だらけ。常にお金を意識しているんですね。
独裁だったムガル帝国時代が200年ほどありましたが、イギリス統治時代が150年ほどあり、その影響から独立後は民主主義、法治主義国となっています。
株主の権利も強く、インド株は過去に安定して高成長率を実現してきました。
インド株の成長率
インドの主なインデックスとしては、
SENSEX ボンベイ証券取引所の30銘柄の加重平均
nifty50 インド国立証券取引所の50銘柄の加重平均
があります。
成長率も似た程度であり、今まで高成長率を維持してきました。
平均利回りは、
・SENSEX
17% (03~13年)
13% (13~23年)
・nifty50
19%(03~13年)
13%(13~23年)
程度となっています。
為替変動リスク
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インドは慢性的にインフレ率が高く、変動相場制を導入して比較的安定した00年以降でも、インドルピー円は10年で20〜30%程度下落している傾向があることに注意が必要です。
総評
10年代までは高い成長率を誇ってきましたが、インド株の成長も鈍化しつつあり、今後はルピー円の下落を加味すると、日経平均を下回ってしまう可能性も出てきています。
次の記事では、主要なインデックスの比較を行っています。