キャンプや災害時における虫除け対策を考えてみる。
前回キャンプに行った時に、
虫が多くて困った。
キャンプ場の周りに(水たまりか何かがあるのか?)すごく虫が多くて、たくさん虫に噛まれました。
前回、 ハッカ油を持って キャンプに行ったものの、 ハッカ油を塗っててもガンガン肌を刺してくる虫が多くて困りました
。
ハッカ油や虫除けスプレーも多少の効果はあるものの、 やはり夏場なので汗で流れてしまうのが欠点かと思います。
いろいろな虫除け。
ネットでキャンプの虫除け対策を色々調べてみたところ、 (沢山の蚊取り線香持っていき、煙をモクモクと服やテントに蚊取り線香の煙の匂いをたくさんつけて、 虫除けをするというのが、かなり効果的である)というのが書かれていました。
結局、虫除け対策というのは、 ミントやメントールの匂いや刺激、もしくは 蚊取り線香の煙 (除虫菊の殺虫・虫除け作用)が ほとんどでした。
・メントールの匂いが強いフリスクを砕いて服にかけて虫よけに使う。
・ドクダミを アルコールにつけておいた(ドクダミ酒)を服にかけてドクダミの匂いで虫よけをする。 などの変わり種の虫除けもありました。
他にも、草の匂いを虫除けに使う。などの方法もあるようです。
エド・スタフォードの虫除け
ディスカバリーチャンネルのチャレンジ企画。
(衣類や道具を一切持っていかず、現地調達した物だけで2週間~60日ほどのサバイバルをする企画)
「全裸サバイバル」をやっている。エド・スタフォードは、
サバイバルに必要な
・water(水)
・Fire(焚き火)
・SHELTER(避難所[テントなど])
・food(食べ物)
の四つの「生存するために必要な道具」が手に入る前に、 ほぼ毎回と言っていいほど、腰みのを作っています。
ある時、エドが腰みのを作る理由を説明したのですが、
「サバイバルの優先順位として、決して優先順位が高いものではないのですが、 この程度の防寒着でも、ある程度の防寒作用があり、 そして、 草をよって作ることによって(草のニオイで多少の防虫作用)があります」
との事でした。
やはり虫除けには、 虫の嫌がる匂いを使うとよいようです。
この臭いに関しては自分も前回のキャンプで感じることがありました。
野山の虫の凶暴さと匂いの話。
虫の多いキャンプ場に入ったとはいえ 、たくさんの虫にたかられた時にその虫の種類について思ったのですが、私にたかった虫は、
ハチ、アブ、 蚊、ブヨ、
ジャノメチョウ、モンシロチョウ などなど……
山奥にいる虫って凶暴で、 モンシロチョウ・ジャノメチョウ・アブ などが 私の体にバチバチとぶつかってきました。
市街地でアブやチョウなどを見ることがあっても、ここまで凶暴に人にぶつかってはきません。
ネットで見てみたところ、山の中にはミネラルが足りないので、
人間がかく 汗に含まれているミネラルの匂いに寄って来るそうです。
汗や体液、血液から 山中には不足しているミネラルを虫が補充しようとして人にたかってくる。という話でした。
野外における虫除けの基本とは、
(汗をこまめに洗い流すこと)と(人間の匂いよりも強烈な虫が嫌う匂いを使うこと)が野外における虫除けの基本になるようですね。
ここまで 考えをまとめて、 虫が嫌いな(殺虫成分がある)匂いを出し続ける蚊取り線香は(燃焼時間が7時間)もあるので、 持続時間を考えてもやはり効果的だと思ったのですが、
じゃあ蚊取り線香がなかった 明治時代以前はどうやって虫除けしてたの?
と 疑問に思ったのですが、さすがインターネット。
すぐに答えが出てきました。
明治時代以前の虫除け対策。
昔は、(かがり火)といわれる焚き火のような虫除けをしていたそうで、
ひばの木(ヒノキアスナロ)の葉を庭で燃やして結構な煙を出します。その煙の中を通ってから家の中に入る。
(今でいう虫除けスプレー的な感じで、
煙と香りで、蚊を寄せ付けない。という理屈)
江戸など人家が多いところで、これをやると煙を見た火消しが飛んできて大騒ぎになるので農村部の蚊対策です。
(↑Yahoo 知恵袋より引用)
ひばの木やヨモギなどを燃やし、息をとめながら煙を沢山あびて、煙の匂いで虫除けをしていた。
面白いですね。 次回はこの かがり火を使った 虫除けをキャンプ場で試してみたいと思っています。
体に 煙の匂いをつけるだけじゃなくて、 服を煙の上に吊るしておいて煙の臭いを服に大量につけておくというのもアリかもしれません。
(服が燃えないように気をつけないといけませんが💦)
次回のキャンプで試してみたいと思います🙂