ドライシャツ・ラッシュガード。(その利点と欠点)
ドライシャツを着用するスポーツマンが増えています。
格闘技などのスポーツでは、10年ぐらい前から着用している選手が増えてきた気がします。
ポリエステルやナイロンでできた、ドライシャツやラッシュガード。
近年では市民ランナー・ 野球選手・ 格闘技選手など、 プロアマチュア問わず スポーツウェアとして着ている人が多いです
ドライシャツ・ラッシュガードの利点
・ナイロンやポリエステルのシャツは引っ張りに強く、繰り返し洗濯しても首回りが伸びたりしにくいので、 耐久性が高く長く着られる。
・特に格闘競技においては、 ラッシュガードがあることによって、 自分の着衣や相手の着衣によって皮膚がこすれて擦り傷ができるのを防いでくれる。
柔道や柔術も長時間練習していると、 硬くて丈夫な胴着に汗でふやけた肌が 擦れて 全身の肌がひどく痛くなるのですが、ラッシュガードを着ることによって、 すり傷が予防されるというメリットがあります。
ドライシャツ・ラッシュガードのデメリット
しかし、ポリエステル・ナイロン製のシャツというのは引っ張りに強く、乾きやすいというメリットがあるものの、
着用後に 、すぐに洗濯出来ない時に 洗濯かごなどに1日~2日入れておくと、
普通の綿のシャツよりも臭くなりやすいです。
ネットで調べると、 この手のシャツは繊維の隙間に 汚れが残りやすく、
普通に洗っていても 、シャツの繊維の隙間に汚れが残ったりして、その汚れに雑菌が繁殖して悪臭を放つようです。
格闘技を(特に相手と取っ組み合いをする柔術・柔道・レスリング・MMAなど)やっていると、 自分の汗だけじゃなく相手の汗や皮脂汚れまで、取っ組み合いの最中に シャツやラッシュガードに擦りつけられる形になるし、
取っ組み合いをしながら汗がついた地面を転がりながら技を掛け合う、
(写真出展:修斗2020)
なんてシチュエーションもよくあります。
それは臭くもなるよな……
洗濯にひと工夫
ドライシャツやラッシュガードが 洗っても匂うようになってしまった場合、私はポットいっぱいにお湯を用意して、 ドライシャツを 色物用漂白剤と一緒に洗面器に入れ、 お湯で煮沸消毒してから洗濯機で洗うようにしています。
今のところ、こうすることで ニオイがよく落ちるので、 夏場はこういう洗い方をよくやっています。
いつかドライシャツの匂いも一発で落ちる 良い洗剤や、 ニオイがつきにくいドライシャツの開発みたいなものも、そのうちできるのではないかと淡い期待をしたりしていますw