適切な目標をたてるということ #年末の掃除編
私は、部屋の片付けとか掃除が苦手だ。というか、興味がない。
実家は近所でも評判の潔癖症の家庭で、朝5時から掃除がはじまり、昼の掃除、夕方の掃除と日に3度も掃除をしていた。ご近所迷惑だからと朝の5時前は掃除禁止という謎のルールがあったなぁと書き出してから思い出した。
祖母が潔癖だったので、子供が中途半端に掃除をすることが認められず、あまり掃除や片付けといったお手伝いをせずに大人になってしまったという大義名分を盾に掃除技術の向上等考えもしていない。それは今も!
そんな私でも、快適に暮らしたいという欲望は人並みにある。きれいな部屋が好き。できればおしゃれな部屋にすみたい。
前置きが長くなった!
で、そろそろ年末大掃除の季節だなぁと思っていた矢先に”明日の午前中に来客”の予定ができた。人がきたら掃除が捗るはず!と気合を入れて掃除を始めたのであった。
なんのために掃除をするのか
なんとなく、掃除は玄関からよね。と玄関、下駄箱、廊下、キッチン、お風呂場、排水溝…
全然部屋がきれいにならねぇ!!!!
夜中に絶望した。なんで全く私の部屋はきれいにならないんだと。
わかった…私の部屋掃除は、なんのために部屋の掃除をするのかをすっかり忘れていたのだ…
目標設定ちゃんとしようよ
ということで、散らかった部屋で膝を抱えながら茶をすすってちゃんと考えた。
掃除の目的:お客様に気持ちよく滞在してもらう
掃除の目標:ルンバが快適に走れる床、人が通る導線上にものがない
スコープ外:小物はまとめる程度にし、小物の仕分け等は行わない
目標設定後
この時点で23時ぐらい。終わんのかよ…と思っていた下手の片付けが1時間ちょっとで終わった。排水溝がきれいであることなど、客はみねーよ!お風呂の排気口のほこりきになるの、現時点で私だけだよ!
ということで、やらないことが明確になったらあっという間にきれいになった。排水溝を掃除しながら、なんで部屋がきれいにならないんだよぉと半泣きだった私とはなんだったのか…
まとめ
仕事であれば、適切な目標設定になっているかとか考えるのに、自分のマネジメントになるとまったく使えてないなぁと反省。
完璧にきれいだったかと言われると疑問は残るが、お客様が顔をしかめて帰らなかったでのいいことにしようと思う
最近、学校で知り合った仲間に「暮らしは美しい」と言われて、はっとした。私の暮らしは美しいだろうか…。でも、きれいになった部屋をながめて「暮らしは美しいほうがいいなー」と思える自分がいたので、残りの大掃除も目標を定めてがんばります。