カナダツアー2022ビハインド(のビハインド)
2022年10月26日~10月31日のJUST Bのカナダツアーに行きました。ジャスビにとって、海外では日本に続き2度目のパフォーマンス、ツアーとしては初めての経験です。
バンクーバーとトロントで合計3つのコンサートをすべて観たので、まるでジャスビのカナダツアーに同行しているかのようでした(笑)。バンクーバーとトロント両方制覇の強者はさすがに少なかったです。10人ぐらいかな。
ツイッターやYouTubeに次々とコンサート動画が投稿されていることと思いますが、ここではそのビハインド(のビハインド)に迫りたいと思います。
INTRO. 旅程
スケジュールは、移動日以外は全て、ジャスビ関連のイベントかコンサートで、観光する時間は全くありませんでした。でも、街の紅葉がきれいだった。
気候
気温はラッキーなことにそれほど低くなく、外で開場を待っている間も何とか耐えられる気温でした。まあ、私は雪国に住んでいるので防寒対策バッチリなんですが(笑)。バンクーバーは雨季に入ったとのことで、毎日毎日雨予報。トロントは私が暮らすアメリカ東部側なので、気候はほぼ同じでした。どちらの街も例年に比べると気温が高く、とても助かりました。これ、冬のコンサートだったらどうするんだろ。
米国オンリビ友たちと初対面
今回の旅でのもう一つの楽しみは、アメリカのオンリビ友たちとの対面でした。オーディション番組「I-LAND」時代からゴヌを応援しデビューを待ちわびていた、大切な仲間です。ツイッターを通じて、お互いの人となりはだいたいわかっていましたが、2年越しの初対面は本当に夢のようでした。特に、アメリカ南部に暮らすA子ちゃんとは、バンクーバーで落ち合い、その後ずっとトロントのハロウィンコンサートまで一緒に過ごしました。バンクーバーでは、JJ子ちゃんとその双子の姉(妹)のJN子ちゃんと対面しました。双子ちゃんたちは、バンクーバーに住む古くからのお友達の家に滞在していて、コンサート後もしばらく留まるということで、トロントには行きませんでした。コンサートはもちろんのこと、4人で食事をしたり飲んだりと楽しい時間を過ごしました。
PART I. サイン会&写真撮影
サイン会は、YouTubeに投稿されている韓国のサイン会のように、各メンバーとアクリル板越しに順番に話をしていく、というものを勝手に想像していたのですが、実際はだいぶ違いました。また、バンクーバーとトロントでも違っていました。
1.会場
バンクーバー会場
市内ホテルの最上階の小さな部屋にて、10人ぐらいずつ順番に中に入って実施。
トロント会場
市内ホテルの、宴会が出来るような立派な会場でした。ジャスビが座るひな壇も用意されていました。ファンはずらりと並ぶ椅子にチケットの種類別に並んで座り、順番を待ちます。
2. サイン会&写真撮影
バンクーバーサイン会
まず最初にサイン会があり、その後に写真撮影がありました。
パーティションで仕切られた小さな部屋の前側がグッズの販売コーナーになっていて、そこでまずサインしてもらうための商品を購入し、パーティションを越えたスペースに入ると、6人が長いテーブルを前に並んで座っていて、まず一番手前にいたサンウの顔が私の目に飛び込んできました。
この時は、サインしてもらえる商品は1個のみで、しかも商品以外のものにはサインしてもらえなかったので(早く言ってよ)、進行方向に沿って、白い野球帽に順番にサインしてもらいました。サインをしてもらっている間に、各メンバーと少しずつ話をする時間がありました。私が「にほんじんだけど、あめりかにすんでいます」と日本語で言うと(以降、全ひらがな表記は日本語です)、東京のお台場からの日が浅かったせいか、全員が「おおおお」とどよめいてくれました。
ゴヌがそれを受けて「はじめまして」と言ってくれました。本当は5月にヨントン(ビデオ通話)を1回やったので「会う」のは2回目なんだけど、ゴヌが私の言ったことに日本語で反応してくれただけで飛び上がるほど嬉しかったです。
サンウは、最初私が二ホン、二ホンと言っても無言なので、無視されているのかなと思ったのですが、サンウは基本的にシングルタスクな人であり、サインをすることに全集中していて、他のアイドルのように、サインをしながらファンと話すというワザができないだけなんだな、ということが今回よくわかりました(笑)。まあ、そういうアイドルっぽくないところがサンウの魅力であり、今後、サインしながらちょっとした世間話が出来るようになったら、それはそれでちょっと寂しいかなと思います(笑)。
ゴヌは、背高のっぽ組のサンウとベインに挟まれてたせいもあったのか、とにかく全体がちっちゃくて、縮小率85%という感じでした(意味不明)。舞台上でのかっこいい姿とは別人のような、始終ニコニコキラキラぽかぽか陽だまりのような、愛くるしい人でした。髪の毛切ってほしいなと思ってたけど、このわんこみたいなクルクルの髪の毛、けっこう似合ってる。
その次には、お笑い芸人べちゅずコンビが並んでくっつくように座っていて、私は「今回はみんなと一緒に来られて本当に良かったね」と伝えました。ベインの目が青いのはカラコンしているからなのかな。
お次はクールビューティーのドヨム。他のメンバーと比べると縦に長くて細い印象。「こんにちは、どよむくん。あしたがんばってくださいね」と言うと、「あーありがとうございます(ごじゃいますじゃなくて)」と答えてくれました。
そして最後のイムジ。。。実はこの6人のテーブル、真横ではなく斜めに設置されていて、サンウ側から順々に歩いて行く間、ずーっとイムジの姿が見えている状態だったのですが、イムジはテーブルに片肘をつき、甘い微笑みを浮かべながらずっとこちらを見ていて、赤ワイン色の髪と黒くて長いコートと光り輝くオーラが何ともゴージャスで、人妻の身でありながら本気でイムジと結婚したいと思いましたよ。ありがとう、たった数分だったけど夢を見させてくれて。馴れた手つきでサインをしたあと「またね」と言ってくれました。イントネーションが、「ま」のところが一番たかくて、それがまた可愛くて、どぎゅんとやられました。ああイムジ、罪な男。
バンクーバー写真撮影
サイン会を終えると、いったん部屋の外に出てぐるりと回って、また同じ場所に戻って来て、今度は写真撮影です。ポーズは好きなようにリクエストできて、私は下の写真のようなポーズを見せて、こういうのがいい、と言うと、それぞれやってくれました。ゴヌがこんなにおちゃらけてるとは知らなかった(笑)。
私は150㎝なので、身長比較したったーとしてご利用ください。
ほかに写真撮影した人のものを見せてもらうと、推しメンバーと一緒にハートゥを作ったり、かなり近く寄り添うように並んで立っていたものもあり、あーそうなんだ、そういうのもアリだったんか、と思ったんですが、後の祭り。
極めつけはアレですね、全世界のゴヌペンの心を乱した、超絶カワイ子ちゃんとゴヌのおててつなぎ。なーんだ、それならゴヌに握手でもしてもらえばよかったなとは思ったけれど、私は推しだけと特別な思いをするより、6人全員と等しく楽しいひとときを過ごしたかったので、後悔はありません(でも、握手とかおててつなぎオッケーとかちゃんと最初に教えてください)。
トロント写真撮影
トロントでは撮影が先でした。会場の隅に6人が並んで立っていて、その前に椅子が一つ設置されており、ファンはそこに座って全員と写真撮影をするというものでした。事前に、メンバーに触れてはいけない、質問をしてはいけない、イベント中は録画・録音全面禁止というお達しがありました。こっちの運営の方がきちんとしていた。
私はまず、30日VIPの分は「女帝と6人の下僕たち」のイメージで、足を組んでふんぞりかえって座るというポーズを考えて撮ってもらいました。
一度退場してグルっと回り、次の31日のVIPの分は「オンマと6人の息子たち」のイメージで撮ってもらいました。
またゴヌがおどけたポーズしてる。。。なんで「シェ―ッ!」なの。
1周目にその場を離れる時に、出入口に一番近いところにいたサンウが、私の方を見て「ばいばい」と言ってくれました。サンウはぼーっとしているかと思うと、唐突にこういうことをするんです。罪な男その2。
トロントサイン会
トロントのサイン会では、商品2個までサインOKと言われ、おかげで3つの帽子すべてにサインをしてもらうことができました。ふー!目標達成(結果オーライなんだけど、精神衛生上良くないから、ほんとこういうこと早く教えて)。バンクーバーは1個で、トロントでは2個だった理由はわかりません。主催者側も分からないと思います。
こちらのサイン会は、新郎新婦が座るような長いテーブルと椅子が6人分、ひな壇に設置され、ファンが列をなし、一人ずつ順番に商品にサインをしてもらいながらその都度各メンバーとちょっとお話をするという形式でした。ほぼベルトコンベヤー式の流れ作業で、お話しできる時間は、メンバー1人につき30秒ぐらいだったかな。このトロント形式の方が段取りは良かったですが、バンクーバーのサイン会の時は、サインをしてもらう間は、そのスペースには自分しかいなくて結構ゆっくり話せたので、私はバンクーバーの形式の方が良かったです。さらに嬉しいことに、朝の段階では、30日・31日分両方のVIPチケットを持っていてもサイン会は1回ということだったのですが、途中で急遽、もう1回できると言われました(だからこういうこと、早く言って)。そこで、慌ててグッズ売場に走り、今回のカナダツアー記念のトートバッグを買いました。これで、トロントでは計4回目の対面です(笑)。先ほども言ったように、サインは1回につき2個までOKだったのですが、とっさの事でもう1個が思い浮かばず、あとになって、ペンライトに書いてもらえばよかったかなと。まあいいや。
サイン会を立て続けに2回やったので、どちらの回で言ったのかは忘れてしまったのですが、メンバーとのやりとりで覚えていることを。
ドヨムに「きょうはなにをたべましたか」と聞かれ、この日は朝からバタバタと忙しくて「きょうはまだなにもたべていないんです」と言ったら、すっかり同情されてしまいました。アイドルに同情されるオタク。。。(笑)いやあ、この日は、トロントとは3時間遅れのバンクーバー時間に身体がまだ馴れていたので、私もA子ちゃんも目が覚めたら昼前だったんですよ。。。(バンクーバーの午前8時はトロントの午前11時)。しかもサイン会やコンサートの前って、胸がいっぱいで緊張してしまって、あんまりお腹が空かないんですよね。。。
チュジは基本的に誰に対しても同じようにニコニコと接していて、あまり「自分だけに言ってもらえた」という感じは受けていなかったのですが、2回目の最後に、胸のそばで両手で小さなハートゥをそっと作りながら、いつもの屈託のない笑顔で「しあわせ」と、ひとこと言ってくれました。ああ、カナダでの滞在を心から楽しんでくれているんだなーと、私も幸せな気持ちになりました。
ベインには、バンクーバーのコンサートすごくよかったよと伝えると、「ありがとう。フライトはどうだった?結構疲れたよね」と答えてくれました。10時間を超える長距離のフライトに馴れている私にとって、3時間半のフライト(しかも地球の自転の回転に沿っている)はもう天国のように楽だったのですが、ベインにとっては、海外で初のコンサートツアーを行なうことに対する大きなプレッシャーや、韓国との時差ボケもまだ残っていて、余計に疲れを感じていたのではないかと思います。ツアー初日、本当によく頑張ったよ。
ベインには、"You guys will do well.(あなたたちは絶対に成功するよ)"と言ったら、"You think so?(そうかなあ。。。)"と多少自信なさげに言うので、"Yes you will. I promise(そうだよ。約束するよ)"と伝えました。
ゴヌは私のグッズにサインしながら、「コンサートには来るんだよね?」と真顔で言うので、にっこり笑って「イエス」と答えましたが、心の中では「VIPのチケットを買ったからあたしゃここに来てんだよ。行くに決まってんだろこのパボ」と悪態づいていました(パボは韓国語でバカの意味)。この、ちょっとだけズレてるところがまたファンにとってはたまらなく愛おしいんですけどね(=TMI)。
そしてこの日のハイライトは何と言ってもイムジ。対面で「このかばんはジミンのものです」を生で聴かせていただきました。感無量です。
そして最後はサンウ。4周目ともなるとさすがに顔を覚えてくれたのか、「あっ(またこの人が来た)!」という顔をし、その後数秒の沈黙があってから「はじめまして」と冗談を言い(あのサンウが何と冗談を!)、私も一礼をしながら「はじめまして」と言って大爆笑。
前回のヨントンでは、ドヨムとサンウとはあまり盛り上がれなかったので、今回この2人と楽しい時間を過ごせて、これもまた目標達成。
ツアーグッズ
サイン会にてサインしてもらうものはツアー販売グッズもしくは三部作のアルバムのみでした。
ペンライトは、送料の高さに打ちのめされて買うのを諦めていたので、ここで買うことができてラッキーでした。でも、元々7月のソウルコンサートの時の限定グッズなので、コンサートで持っている人は目立つほどはいなかったかな?ユンジソン氏のファンの方々はユンジソンのペンライトを持ってたし、なぜかセブチのを持ってた人もいたし(笑)。光ればいいという感じでした。同調圧力ゼロのお国柄?大陸柄?なので。スローガンも含め、ファン側の統一感は全くなく、思い思いのグッズを身に付けたり手にしていました。
カナダツアー限定トレカももらいました。
サイン会の翌日は、いよいよコンサートです。
PART II. コンサート
1.会場
バンクーバー、トロントともに、昔の建物を上手く使った、趣のある会場でした。
バンクーバー会場 Vogue Theatre
収容人数: 1,280名
トロント会場 The Opera House
収容人数: 950名
私はオペラハウスの装飾の方が統一感があって好きだったかな。
どちらもVIPとS席は舞台近くの立ち見スペースです。
2.プログラム構成(セトリあり)
ジョイントコンサートでは、衣装もセトリも夏のソウルでのコンサートの内容とほぼ同じでした。ユンジソン氏の曲はバラード調のソフトな曲が多く、アップテンポの曲の時は4人のバックダンサーが出て来て一緒に踊っていましたが、ゴリゴリの曲調でダンスも激しいジャスビとはちょうど良いコントラストでした。最初にユンジソン氏、次にジャスビがパフォーマンスしてそれぞれ1時間ほどでした。
セトリ(ジョイントコンサート)
Get Away
Damage
Don’t Go Back
Try
BTS/Butter
Monsta X/Love Killa
Make It New
Deja Vu
Lights On
Tick Tock
RE=LOAD
DASH!
ハロウィン単独コンサートでは、これにダンスと歌のカバーが追加されました。
ダンス:
NCT U/90’s Love
Seventeen/アジュNICE
歌:
Justin Bieber/Friends
ONE DIRECTION/Drag Me Down
夏のソウルの単独コンサートでは、主にドヨムが進行役を務めていましたが、カナダでは、その突出した英語力を買われてか、ゴヌとベインの活躍が目立ちました。他のメンバー達もコミュニケーション能力はバッチリで、それぞれ観客とのやりとりを楽しんでいました。
バンクーバーとトロントのコンサートの間に、梨泰院の痛ましい事件が起こり、その対策や様子についてはこちらにまとめましたので、ご参照ください。
3. コンサートの様子
おことわり:
感想が偏ってるのは私がほぼゴヌばかり観ていたからです。
・(恐らく皆さんが一番気になっていると思われる)客入りについて。正確な数はわかりませんが、バンクーバー→トロント1日目→トロントハロウィンの順にだんだん増えて行ったという印象です。舞台近くのVIPとSエリアが全スペースの半分から3分の2、後ろのGA席は結構空いてました。
その代わりに声援の音量はすごかったです(笑)。詳しくはファンが投稿したコンサート動画でご確認ください。指定の掛け声をやっているファンもいましたが、大半は、曲の英語の部分を一緒に歌うと言う感じでした(ネイティブはさすがに英語上手い)。バンクーバーでもトロントでも、冒頭のGet Awayでは”JUST B in the building!”から一緒に叫んでましたよ。
・「この都市では集客が見込めるからコンサートを実施する」という考えが一般的だと思っていたんですが、こうやって、先に開催地と会場が決まってコンサートをやるというパターンもあるんだなと思いました。オメガXのツアーもそうだった。
・LOVE KILLAは何度も踊っているせいか、完成度が非常に高く、特に背が高くてがっしりタイプのイムジとベインが、同時にセンターに出てきて絡む部分はすごい迫力でした。
・イムジのダンスは可動域が非常に広い上にあれだけ大柄なので、Get Awayのダンスブレイクが凄すぎて、思わずうひゃーと叫んでしまい、撮影してたスマホが揺れて画面が乱れてた笑。最初から最後まで100%全力でパフォーマンスする彼のプロ意識はすごい。
・BUTTERのダンスブレイクでJHOPE役のドヨム。あそこをあんなに上手く踊れる人はドヨム以外にカバーした人では思い当たらない。ドヨムも可動域が広いけど細身なので、ダンスはもっと軽やかな印象を受けます。軽妙洒脱という言葉がぴったり。
・ベインは根っからのエンターテイナー。歌とダンスのスキルの高さはもちろんのこと、会場の盛り上げ方もすんごく上手い。引退したら、ホテルのディナーショーとかできそう(やりません)。
・90‘s LOVEのダンスブレイクのところ、ゴヌが超絶かっこよかった(ゴヌしか観てませんが、他のメンバーもかっこよかったに違いない)。今でも脳内に映像が焼き付いている。言葉では上手く説明できないんだけど、振付とは別の、胸のクキ!って言う動きがあって。あれを見ただけでも来た甲斐があった(ダンスオタクあるある)。カナダのコンサートは"Stay absolutely tuned!"(絶対に楽しみにしててね)と言っていたけど、その意味がよくわかった。みんな、いったいどれだけ練習したんだろう。彼らはダンサーとしても一流です。
・ジャスティンのFriendsがリリースされた時は、単調でつまらない歌だなと思ってたけど、6人で歌うのを聴いたら重厚感があってよかった。ジャスティンにしてはすごくマイナーなこの曲を選んだのは何故だろう。それだけいろんな曲を聴いてるんだろなあ。
・生真面目なゴヌのフォーマルな英語と、舞台上ではケラケラへらへらテンション高いベインのカジュアルな英語のバランスがとても良かった。トロントでは、韓国語を話すメンバーには英語の通訳がついたけれど、バンクーバーではゴヌとベインが専ら通訳していて、よく頑張った。英韓、韓英の双方向の通訳を一人でやるってすごくアタマが疲れることなので、歌ってダンスして通訳もやるって尊敬しかない。
・そんな英語上手なゴヌだけど、時々語彙の選択を間違えることがあり、バンクーバーでの最後の挨拶で、恐らく「本当に嬉しいよ。だってみんながとてもあたたかいし」というつもりだったのが、「みんなセクシーでイカしてるぜ」と言ってしまい、それが唯一わかったベインが半分焦って半分ウケてた。ゴヌ本人は、めっちゃ緊張しているのに緊張していないフリをしていて、気づいてなかったと思う(通常運転)。
・アイドルになるために生まれてきたチュジの天性の愛らしさと、どう考えてもアイドルとはほど遠いサンウの天然ぶりが最高。この類稀なる才能で、2人とも国境や言葉の壁を楽々と超え、ものすごい人気。バンクーバーの最後の挨拶に至っては、サンウの番になると、なんでかよくわかんないけど「サンウ!サンウ!」のコールが(笑)。ヒョン達も「サンウならしゃーねーなー」と言った面持ちで生暖かく見守ったり、お尻をペシっと叩いたりしてました。2人のパフォーマンスに関してコメントがないのは、センターで目立つ部分が若干少ないのと、ゴヌばかり観ていたからであって、決して下手だった訳ではありません。
・全員顔がいい(定期)
・最終日に私の隣りにいたのは、髪をブルーに染めた可愛いゴヌペンの女の子だったんだけど、目がハートになって完全に恋をしていた。私は久しくそういう気持ちになっていないので、とても愛おしかった。恋せよ、乙女。
・雑食系ライトなKポファンの人達が、これまで観た中で最高のパフォだったとか、感動したといったコメントをしてくれた。さまざまなKポのアーティストを追ってきた人達がそう言ってくれるのなら、それは本当なんだと思う。次のカムバ是非積んでください。
・カナダ滞在中、ベインはバニラ・ラテにハマり、毎日飲んでいたとか。
ゴヌはカナダの思い出として「Tim Hortons(カナダのスタバ)」のコーヒーと、木を昇り降りする可愛いリス達を挙げていました(私も宿泊先の窓からよく見かけました)。
ドヨムは、カナダを観光する時間はなかったけれど、カナダで見るべき美しいものは君たちオンリビだよってなことを言っていて、これまた罪な男その3。
チュジは、滞在中すごく楽しかった。応援してくれてありがとう。お別れは辛いけど、さよならがあるということは、またこんにちはがあるということだから、それまでどうぞ元気でいて下さい、と思わず涙を誘うようなことを言って、ホントにもう罪な男その4。(イムジとサンウの挨拶は忘れてしまったので、分かり次第加筆します)
イムジは、本当に幸せで涙が出ちゃいそうだよってまた最後の最後まで罪な男その1。
サンウの時は、また謎のサンウコールが(笑)。サンウ人気者過ぎる。でも、彼は話の内容は、オンリビや周りの人達に感謝を述べるなど至極真っ当なんですよね。
4. コンサートを取り巻く人々
(1) 客層
私は最初カナダでコンサートをやると聞いた時、カナダにはオンリビのファンベースもないし、いったい何人の観客が集まるのか、もしかしたら私達オンリビ4人組以外誰もいないんじゃないかと不安に思っていたのですが、実はバンクーバーにもトロントにも、ジャスビだけでなくK-POP全般を幅広く追っている(いわゆる雑食)というK-POPファンがかなりいて、私のようにゴヌジャスビひとすじ八十年という人の方が稀有な存在でした。そういった人達が「ほー、ジャスビがカナダに来るんだー」という、わりと軽いノリで来ているという感じでした。顔見知りに合うと、ハーイと挨拶してたり。まあ、そんなライトなファンでも、VIPチケットを買ってサイン会や写真撮影会に参加しているんですから、K-POPの人気はすごいものです。地元に来るK-POPアーティストのライブは全て制覇!みたいな、明るい色に髪を染めた強者もいて、それは新しい発見でした。
カナダの他にも、米国各地、ヨーロッパ、そして韓国からはるばる来ている人達もいました。すげー。
入場の順番用のリストバンド取りや開場前に列に並んでいると、自主制作したトレカやシールやスローガンを希望者に配布してくれる人が巡回してきます。
制作は業者に頼んでいるようですが、これも北米あるあるで配送が間に合わないケースも珍しくないそうで。当日に間に合わなかったからと、一足先にコンサートをやったWEiのバナーも配布されてました(笑)。WEiけっこう好きなんで一枚もらいましたけど。
トロント1日目のLights Onの時に、私達が振っているスローガンにジャスビが気づいてすごく感動してくれました。
どちらの開催場所も、サイン・写真撮影会が前日にあるので、ファン同士は何となく顔見知りになって、列で開場を待っている間も、前後の人達と楽しくおしゃべりしていたおかげで、退屈せずに済みました。大半は、ティーンや20代の若い女の子たちでしたが、私と同じぐらいかもっと年上風の人もチラホラいました。たまに年配の男性を見かけると、お嬢さんの運転手係のパパさんだったり(笑)。
A子ちゃんによると、K-POPというのは、ロックやラップや色々な音楽の要素がほどよく混じり合っていて聴くのにちょうどいいんだそうです。そういわれてみると、アメリカって音楽のジャンルが人種などによって正直ハッキリ分かれているところがあり、そういった垣根を越える音楽という意味でも、K-POPはアメリカに浸透したのかなと思いました。
K-POPライブ荒らしと呼んで師匠と仰ぎたい、パープル髪の4児のオンマ(孫もいる)は、ジャスビのデビューアルバムはちょっとロック過ぎてそんなに好きになれなかったけど、最新のアルバム(JUST BEGUN)は色々な曲調の歌があってこっちのほうが好きだと言ってました。ダンナ様が会場近くのホテル代を出してくれたそうで、えーいいなー(笑)。
大半は気立ての良い人たちで、長い時間を並んで待っている間、トイレ休憩や食事に行くときは、お互いのスポットを守り合って、とても和やかな良い雰囲気でした。
バンクーバーでもトロントでも、劇場の前にズラズラと並んでいる私達を見かけた通行人が、「これ何のコンサート?」と声をかけてきました。犬の散歩中の人とか。たぶん合わせて10人+3匹?ぐらいはいたと思う(笑)。スクールバスの窓からも、中学生らしき男の子たちが、「K-POP?BTS?」と大声で叫びながら通り過ぎて行きました。BTSはこんな小さな劇場ではもうやりませんよ。
(2) イベンター&サポートスタッフ&劇場スタッフ
当日の開演のプロセスをスムーズに進めるには、
・イベンター
・サポートスタッフ
・劇場スタッフ
が上手く連携することが不可欠だと思いました。
上手く連携してなかったのでほぼカオス。
前日のイベントでも当日のコンサートでも、
「それは先に言ってよ」と思わされることや、説明もないまま長時間待たされたことも多々あり、いちいちそれに怒っているとストレスが溜まるので、ま、いっかーのスタンスで極力スルーを心がけていたのですが、イベンターのずさんな対応でついに怒り心頭に達したのが、3日目ハロウィーンコンサートの入場時でした。
まず、4時に入場順の番号が書かれたリストバンドを受け取り(先着順)、レストランで食事を済ませ、入場のために5時半頃に劇場に戻ってくると(入場は6時から)、いまジャスビと最後の写真撮影が出来る、と撮影を終えたファン達から言われたのです。そんな話は聞いていないと言うと、さっきインスタで告知があった。Eメールを送った該当者は5時に劇場に来いと。そんなこと突然投稿されたって気がつかないよ~。4時に入場順を示すリストバンドをもらった時はそんな話は一切なかったのです。2日分のVIP席チケットを持っている人達(私)は、コンサート後に写真撮影の機会が設けられることを、前日にメールで知らされていたのですが、その人達のことだったのかな。それが急遽中止になって、代わりに午後5時に来いっていう話になったの?でもその撮影会も時間に遅れたということで、撮ってもらうことはできませんでした。それでも私はすでに3回撮ってもらったしもういいやと思うことにしたのです。
ところが、今度は、劇場のスタッフが、VIPはリストバンドの番号に関係なく全員同時に入場させると言うのです。
ここで、それまで何とか持ち堪えていた早朝待機組の堪忍袋の緒がぷちりと切れました。それなら、何のために朝も日の出前から並んで、早く入場できる番号を確保したのか(私は12番でした。12人目に入場できるということです)。劇場のスタッフは、イベンターに言われたことを伝えているに過ぎないからと埒があかず、しびれを切らした早朝待機組の、KポLIVEノウハウバッチリ化粧もバッチリの子が、VIPの列に向かって番号順に並ぼうと呼びかけたのです。それに従い始める人が大半でしたが、中には従わない人もいて、劇場前は騒然となりました。その騒ぎを聞きつけたのか、イベンターのドンがようやく会場から出てきて、番号順に並ぶよう指示し、イベンターから直接言われたなら従うしかないなと、騒ぎはようやく収まりました。
サポートスタッフは、バンクーバーとトロントでは別の会社で、それぞれ右腕の存在のようなスタッフが一人ずついてそれでもっているという感じでしたが、残りは、その日のために駆り出されただけのバイトのような子達で、ただただ言われたことをこなしているだけでした。
でも、あとで各国のゴヌペングルチャで聞いてみたら、どの国でも(恐らく日本を除いて笑)だいたいそんな感じらしいです。やれやれ。
ライブハウスでの立見コンサートはすごく楽しいし、後悔はないけれど、次回はジャスビが豆粒に見えるぐらいの遠い席でもいいから、指定席で座って観たいです。老体にはキツい。マジで。
(4) ダンスカバーチーム
トロントでは、2日間ともに、モントリオール拠点の実力派カバーダンスチームが、流行りのKPOP曲のカバーを披露してくれました。なかなかのハイレベルでした。彼らにとっては、舞台を経験する機会を得られるし、ジャスビにとっては、その間に衣装替えの時間を確保できるという、win-winで、これは賢い方法だと思いました。特に、2つのうち片方のチームは、K-POPのコンサートでパフォーマンスをするのは初めてだったということで、そうした貴重な機会に協力することができて、光栄に思いました。
ちなみに前日の撮影会&サイン会で誘導スタッフやらされてました笑
(5)良い席取り合戦ノウハウを蓄積する私とA子ちゃん
私とA子ちゃんは、以下の通り、回を重ねるごとに、神席ゲットへのノウハウを学んでいきました。
これはコンサート当日のスケジュールの例です。午後7時開演のために午後4時から入場順(先着順)の番号を表示したリストバンドが配布されます。もちろん、4時ギリギリに行ったのではすでに長蛇の列ができていて遅すぎるので、最初の方の番号をゲットしたいのであれば、かなり早くから並ばなければなりません。午後4時にリストバンドをもらったら、あとは開場時間(6時以降)までどこか別の場所で時間を過ごしていても構いません。
バンクーバー:リストバンドゲットの1時間前に行ったら、すでに30人以上並んでいて、見通し甘すぎ。しかも、米国オンリビ4人組のうち、2人はVIP、2人はS席だったので、入場する時間が分けられてしまい、それでもやっぱり一緒に観たいよね、ということで、結果的には3列目真ん中あたりのスポットでした。前列に背の高い人がいて、身長150㎝の私は視界を遮られ、前列にいた人達の頭の隙間から観る羽目になり、全体を観ることができませんでした。しかも、日本のオンリビの人達にライブの様子を動画に映そうと思って、動画を撮ることに気を取られる時もあって、途中からは、このライブの雰囲気を味わうことに徹しようと思いました。動画を撮るのが上手いファンはいくらでもいるので、それはそちらに任せて。
トロント1日目:バンクーバーで、ゴヌは真ん中よりも舞台向かって左側にいることが多いということが分かったので、トロントではその場所を狙うことにしました。入場順のリストバンドゲットの時間は、バンクーバーの時よりも、もっと早く行ったにも関わらず、やはりすでに並んでいる人がいて、最初の方の番号を取ることはできませんでした。しかも、こちらの劇場は、クローク預けや入場に際する身分証明など、バンクーバーの時よりも規則が厳しく、その対策を迫られることになりました。それでも2列目のスポットを確保でき、今回はステージ全体を見渡すことができました。
トロント2日目(ハロウィン):せっかくこのためにアメリカからはるばる来たのだから、最終日の明日は絶対に最前列スポットをゲットしようぜ!とA子ちゃんと固く誓い合い、日の出前の午前6時過ぎに「わたしらバカじゃね?」と言いながら到着すると、上には上がいて、すでに10人ほどのファンが毛布をかぶりながら座って待っていました(笑)。しかし、努力の甲斐あり、午後4時には、入場順リストバンドの12番、13番が取れました。これなら最前列確保できるかも。ただ、寒い朝から待つためには、どうしても厚手のコートが必要で、クローク預けになる。この劇場では、まずクロークに預けてからしか入場できないので、A子ちゃんが私の預け分の荷物も引き受け、その手続きの間に、私が先に入場して席を確保する作戦を立てました。ダッシュした私は、最前列のゴヌ側のスポットを何とか確保することができました。A子ちゃんのスペースも手を伸ばして死守し、ようやく、神席を確保できました。最終日の今日は、ゴヌに集中する。
アイドルのライブの写真では、このように激近のものをよく見かけますが、これが撮れるということは、
・このエリア自体に入るための最高額のVIP席のチケットを購入する
・当日は夜開始のコンサートのために、日の出前から入場の順番のリストバンドが配布される時間(開演の数時間前)まで根気よく並んで待ち、最初の方の番号をゲットする
・番号順に入場した際には、ダッシュして最前列のスポットを確保する
という、血と汗と涙の各段階を経て初めて実現するのだ、ということがよく分りました。
(ちなみに、いつも全力のゴヌですが、この3日目の単独コンサートでは、さらに気合が入っていて、しぬほどかっこよかった)
PART III. 雑感 (コンサート編)
無事に海外初のツアーを終えたジャスビ。
相当なプレッシャーだったと思いますが、いつでもどこでも決して手を抜かずに全力でパフォーマンスをする姿は、国境を超えて観客の心に響いたと思います。
韓国から遠く離れた異国の地でも、熱狂的で温かい歓声に迎えられたことが、彼らの自信と手応えに少しでも繋がったのなら、こんなに嬉しいことはありません。
考えてみれば、有観客でのライブ経験はまだまだ数少ないのに、これだけのハイレベルのパフォーマンスができて、観客とのトークをはじめ舞台の進行もスムーズで、やろうと思えば英語の通訳もできて、大したものだと思います。特にゴヌは、梨泰院の惨事に関するコメントを英語で発表すると言う大役を立派に果たしました。
実際にライブでのパフォーマンスを観て、私は初めてブルドの本気と自信を実感しました。私が彼らの今後に関して漠然と思っていたことも、ようやく確信に変わりました。これからは、誰が何と言おうと、私は私のやり方で彼らを信じ、応援して行こうと思います。
PART IV. カナダ旅行の思い出
ジャスビのお陰で、カナダ旅行という、思いがけず楽しいプレゼントをもらいました。ゆっくり観光する時間はありませんでしたが、超多忙なスケジュールの合間に触れることのできた旅の思い出を、簡単に記録しておきます。
1. フライト
(1) 米国東部発→モントリオール(10月25日)
機内に入った途端、耳に入ってくるおフランス語。ここはすでにフランス語圏のカナダです。洪水のように溢れ流れてくるおフランス語と英語に脳内は情報過多気味。
短距離便は小さな飛行機で、満席だと、機内持ち込みの荷物を入れるスペースをなかなか見つけることができません。おフランス語をしゃべるおっさんと、荷物を入れる場所を巡って早速一発やりあいましたよ。
乗り継ぎ時間は1時間半ほどありましたが、出発が遅れたので、45分に短縮され、しかもバンクーバー行きの搭乗口が遠いのなんのって。汗だくになりながら重たい荷物を持って小走りに移動し、急いで入国審査を通過してゲートに着いたら、もう搭乗時間になってました。モントリオールの空港で何か食べようと思っていた計画はおじゃんに。
(2) モントリオール→バンクーバー(10月25日・乗り継ぎ便)
これはボーイングの777型機で、機内は国際線レベルの広さで非常に快適でした。言語はおフランス語と英語が半々になってきました。
安全ビデオが、カナダ各地で撮影されていて景色は美しいんですけど、大自然の中で座席に座ってベルトを締めたり、正直ビミョーなテイストでした。
機内食サービスは、メニューにあるものを選んで購入するシステム。チーズ&フルーツのプレートを頼みましたが、アメリカのチーズに比べると塩気がきつくなくて美味しかった。あぁおフランスみ。
バンクーバーの空港に着くと、ほぼ英語になりました。
(3) バンクーバー→トロント(10月28日)
バンクーバーでの初コンサート終了後の、トロントへの移動日。マスターさん達がジャスビの空港到着を待ち構えていました。本物のマスターさん、初めて見た。シャッターを切ると、ぱぱぱぱぱーってその場を走り去っては、また近くに来てシャッターを切って、以下ループ。お疲れ様です。10時間を超える長距離のフライトに馴れている私にとって、3時間半のフライト(しかも地球の自転の回転に沿ってる)はもう天国のように楽でした。バンクーバーとトロントは時差が3時間あるので、トロントに到着すると、すでに夜になっていました。どこで情報を得たのか、出口でジャスビを待ってるファン達がいました。私も少し離れたところでしばらく待っていたけれど、途中であきらめて、民宿へと向かうことにしました。トロントの空港は、UBERの乗り場への案内板が分かりにくくて右往左往しましたが、やっと見つけることが出来ました。
(4) トロント→米国東部着(11月1日)
トロントの空港には米国行き専用のゲートがあり、そこでアメリカの入国と通関手続きを済ませることが出来ます。そのため、アメリカに到着するとそのまま外に出られます。
あああ、最後のカルピスならぬ、最後のエビアンを搭乗階のレストランで満喫した後、えー、搭乗ロビーにいながらフライトを逃すというまさかの大失態をやらかしまして、午後2時半発の便に乗るはずだったのが、午後9時発の便に変更するハメに。もちろん変更手数料もかかり、最後に痛い出費。なんかよく分らんけど、靴磨きのおじさんに捕まってブーツを磨いてもらったり。さらに、午後9時の便は、前に飛行機が停まってるのをレッカーで引っ張って移動させるとかなんちゃらかんちゃら(もう知らんわ)で出発が1時間ほど遅れ、アメリカに着いたのは真夜中近く。はー疲れた。
ここでもまた短距離用の小さな飛行機で荷物を入れる場所がなくて困っていたら、隣の座席の親切な男性が便宜を図ってくれました。感謝。その一方、助けてくれもせずにめっちゃ高圧的な態度だったあのフライトアテンダント、飛行機を降りる時は、「バッグのお忘れ物はないですかー」とか人が変わったように愛想よくしてたけど、ふん、許さんからな。
とにもかくにも、数々の修羅場を乗り越え無事に生還した自分に乾杯。
2.宿泊
(1) バンクーバー
バンクーバーでは、世界的に有名な非営利団体の運営によるホテルに泊まりました。昔、香港を旅行した時に同系列のホテルに泊まったのですが、とても良かったのと、宿泊代がリーズナブルだったので、ここに決めました。
部屋はツインルームで、必要最低限のものは揃っています。トイレ・シャワー付き(バスタブはなし)。
ロビーはカラフルなデザインでとても可愛く、コインランドリーや軽食の自動販売機など便利なものが一通りそろっていました。
(2) トロント Airbnb
Airbnbで見つけた、閑静な住宅街の中の一軒家で、地下部分を宿泊者用の部屋にしています。オーナーはその上の階に住んでいます。
長期滞在にも十分対応できるように、調理器具から食器、タオルなど何でも揃っていました。
オペラハウスがあるエリアまでは車で15分ほど。
メインストリートに出ると賑やかで、庶民的なレストランなどがたくさん並んでいました。
いつかもっとゆっくり滞在できるなら、次もぜひこの民宿に泊まりたいです。
3.移動手段
(1) UBER
移動手段はもっぱらUBERを使いました。アメリカのアプリも決済方法もそのまま使えて、とても便利でした(カナダでは決済方法がアメリカと共通なので、ほんとに便利です)。地下鉄やバスの交通網も発達しているのですが、飛行機の到着時刻がいつも夜遅くだったり、機内預け手数料をケチったため手荷物もかなり重かったり、毎日のスケジュールも非常に忙しく、呼べば数分でやってくるUBERの便利さに専ら頼ることになりました。
(2) 公共交通機関
私は旅先でバスや電車に乗ったりするのが好きなので、一度も利用する機会がなかったのが残念だったのですが、最終日に民宿をチェックアウトする際に、オーナーさんから、空港までの行き方がすごく簡単だからと勧められ、利用することができました。ラッキー!
行き方は、民宿の最寄り駅から終点のKipling駅で降りると、空港直通のバスが出ているとのこと。切符の買い方は親切な駅員さんに教えてもらいました。出発ターミナルを事前に調べるのを忘れていたのですが、バスの同乗者で空港の職員っぽい人に教えてもらって無事降車。
4. 食事
カナダの食事は、イギリスとフランス両方の影響を受けていて、アメリカよりも塩気がきつくなくて、どこで何を食べても美味しかったです。しかもアメリカより外食が俄然安い。同行のA子ちゃんはアメリカ人にしては珍しく、どんなジャンルの料理でも食べられる人だったので、韓国・ベトナム・中近東なえどなど、色々試しました。
写真説明
(上左)ハンバーガ―とサラダ。コンサート開場直前に急いで入ったダイナーにて。ハンバーガーの味はアメリカのものとそんなに変わらなかった。
(上右)ベルギーチョコレートがかかったベルギーワッフル。全部は食べきれないだろうと思ったけど、軽くて美味しくて完食。
(中左)行きの機内食。チーズの塩気がキツくなくておいしかった。
(中右)カナダ名物poutineプティーヌ。ポテトフライにとろけるチーズがかかってます。
(下左)ベトナム料理。地元民で賑わってる庶民的なお店。世界一大きなお皿で出てきた。
(下中)オシャレなカフェにて。クロワッサンはここのが一番美味しかった
(下右)メイプルリーフ入りマックの看板
写真説明
(上左)海老入りのフェットチーネ・アルフレド。トロント空港内のレストランにて。海老はぷりぷりしてたし、クリームソースもしつこくなく、おいしゅうございました。
(上中)最後のエビアン(のはずだった)
(上右)プロシュートのサンドイッチ。ハロウィンコンサートの前に入ったレストランにて。ウェイターさんがとってもキュートだった。
(下左)海老とケバブ。中近東料理のレストランにて。中近東料理で使うスパイスの味が好きなので、もう一度行きたかった。
(下中)ほうれん草のピュレーとカッテージチーズ入りのインドカレー
(下右)ビビンバ
PART V. 雑感 (カナダ編)
カナダは米国にとって外国であることに変わりはありませんが、出国や税関などお互いに便宜を図っていたり、英語はそのまま通じるし、アプリや決済方法などもそのまま使えるし、時間帯も一緒だし、アメリカからの旅行者にとっても非常に過ごしやすいところでした。料理も美味しかったし、物価も安いし、人もアメリカ(の私が住んでいるところ)よりは親切で穏やかで、高圧的な態度に出られて嫌な思いをしたのは空港でぐらいで、とても快適に過ごせました。
建物の造りや食事など至るところにイギリスとフランスの影響が見られ、昔ヨーロッパに暮らしたことのある私には懐かしく感じられる瞬間が多かったです。
今度は是非カナダの大自然を満喫できる場所を訪れてみたいと思います。あ、ドヨムとオーロラツアーね。
オマケ
完