私の仕事｜ママ医師の家事育児スケジュール
お久しぶりです。
一時期崩壊していたメンタルは速やかに回復しました。本当に休息って大事！
業務量は短期的には減らしてもらったのですが、2週間もすれば元に戻りました。笑
結局いつも通りの日々が戻ってきています。またパンクしないように適宜頑張ります。
さて今回は仕事と育児のスケジュールを書いてみます。いろんなワーママの記事を見ましたが、十人十色ですよね。
子育てに使えるマンパワーやお金、時間、子供の数や性格、ママの性格も人それぞれですから。
私は家事が大嫌いなので、日常はかなり手抜きです。もう終わりましたが子供の離乳食も全て市販のもので済ませましたw
(和光堂さんキューピーさんに圧倒的感謝！)
だけどもっと手抜きできる方法があれば教えてください！笑
よひ家のスケジュール
6:00 起床
6:20〜子供ご飯
7:00 出発し保育園へ
7:20 保育園発
8:40 職場着
〜仕事〜
18:00 退勤
19:00 保育園迎え
20:00 晩ご飯
20:30 風呂
21:00 就寝
そのまま私も寝ます！笑
私は布団に入るとどうしてもその後起きれない体質なので、寝かしつけの後に起きることは諦めました。笑
子供と一緒に寝てると、子供の寝つきも比較的良くて、自分の体力も回復します。今は冬なので起きられませんが、秋ぐらいまでは5:30ぐらいにおきて朝の30分を自分タイムにしていました。
家事
平日やる家事は料理・皿洗いぐらいです。
週一回、平日に洗濯や掃除、ゴミ捨てを家事代行に任せています。家に他人が入るのは抵抗感がありましたが、それよりも家事をやる方が嫌だったので拘りを捨てました。
人に掃除してもらうととにかく気が楽です。また、子供が散らかしても家事代行さんが綺麗にしてくれるということが心に余裕をもたらし、イライラしなくなりました。
家に人が入ることにも一度慣れてしまうと、ファミリーサポートやシッターサービスなども抵抗がなく、使うハードルがぐっとさがりました。
食事
朝食は固定化しており、ふりかけごはん+温めるだけのおかず１品と、すぐ用意できる時短メニューにしています。
夕飯は元気な時は作っていますが、割とクイックメニューで、焼くだけ、煮るだけ、みたいな料理が多いです。笑
忙しそうな時はあらかじめ作り置きをしておくときもあります。
スーパーのお惣菜をそのまま出したり、お寿司やたこ焼きをテイクアウトして食べることも多いです。
手作りにはこだわらず、みんなで美味しく楽しく食べるをモットーにしています。
仕事内容について
総合病院で消化器内科として働いています。
仕事は病棟管理、外来診療、救急患者対応、内視鏡検査や治療を行っています。
▶︎朝出勤したら、、
まずは病棟に入院している患者さんの容態をカルテで把握します。担当患者さんは5〜10人前後です。
適宜、必要な点滴や検査をオーダーしていきます。
そのあとは回診で、自分の担当患者さんに会いに行き、診察や問診、治療内容について話していきます。
だいたい10〜20分程度です。
▶︎その後は自分のデューティによって予定が異なります。外来、内視鏡検査、救急対応日と役割が曜日毎に決まっています。
▶︎外来担当日は外来ブースへ移動します。
私は週1コマの午前中診療で予約20人+初診5〜10人程度みています。初診10人の時はかなりキツくて、長時間待ったとクレームもしばしばきます。笑
また初診患者さんが緊急入院することも多いので対応していきます。
▶︎内視鏡担当日は内視鏡検査をひたすら行っていきます。午前中胃カメラ、午後は大腸カメラをして日帰りポリープ切除なども行います。
▶︎救急担当日
救急車に乗って受診する患者さんや、自力で受診する患者さんで、消化器疾患が疑われるようなときに連絡があり、対応します。入院判断をしたり、緊急での内視鏡処置をすることがあります。
また、他の診療科でみているで消化器疾患が疑われる時や、相談があると連絡がくるので対応します。
▶︎デューティがない日
病棟患者に対しては、病棟患者さんについて詳しく把握したり、珍しい疾患であれば論文を検索したり、患者家族と面談、内視鏡以外の処置を行ったりします。
内視鏡治療を行う患者さんが入院していれば、治療もしています。
事務的なことだと外来予習といって、予約患者さんのことをあらかじめ把握したり、介護保険の意見書、保険書類や生活保護の方の医療費の書類などの記入や確認をします。
また内視鏡の検査の手伝いや内視鏡処置の介助なども行います。
色々やっていると、あっという間に勤務時間が終わります。定められた休憩時間はなく、自分で自由に時間を調整してお昼ご飯を食べます。落ち着いている日はゆっくり30分ぐらいかけてお昼がとれますが、お昼ご飯が食べられないぐらい忙しい日や、5分でかき込むような日も多々あります。
病院の造りもありますが、とにかく1日中動き回っています。ひとつの業務に集合することはなくて、内視鏡検査をやりながら、次の人の検査の前に救急患者を診察したり、合間合間で入院患者を見に行ったり、患者家族とお話ししたり・・・と言う感じです。
育児にも似てますね・・・。笑
こんな感じで仕事を終わらせますが、消化器内科という診療科の特徴としては
・救急患者が多い
・内視鏡治療/処置が多い
という特徴があり、上記により退勤時間が不定期になりやすいです。
なので保育園へのお迎えは、比較的定時退勤しやすい夫に任せていて、私は早く終わって行ける時にお迎えに向かうようにしています。
夫が当直の時などは、私がお迎えに行かなくてはいけないので、夕方に救急患者が来た時は高速で対応するか、、、終わらない時は他の先生にバトンタッチしてもらうこともあります。
当直と待機
総合病院なので当直勤務といって、夜間や休日の時間外に病棟や救急外来での患者対応をすることがありますが、私は免除してもらっています。夜勤ではなく、基本的には通常業務のまま当直勤務に入ります。当直勤務が終わった後は早く帰れる日は昼過ぎに帰ることもありますが、だいたいそのまま次の日の業務までやることが多いです。
夫は当直をしているので、月に何回かは帰ってこない日があります。その日はお迎え、次の日の送り含めて1人でやります。精神的にも肉体的にもキツいです。
当直は免除してもらっていますが、待機はしています。待機(オンコール)は、病院から呼び出しがあれば内視鏡処置などをしに行かなくてはならない勤務日のことです。また、夜間に専門的な相談などが必要であれば、電話で回答することがあります。月に5〜6回程度ありますが、今の勤務先はほとんど呼ばれることはありません。
待機日以外でも、主治医制度のため夜間休日に何かあれば病棟から電話連絡が入ります。
お休みの日
平日1日と日曜日がお休みです。平日は子供とゆっくりしたり、買い物や食事の作り置きなどをするようにしています。
日曜日は疲れている時はゆっくりして、元気な時は家族でおでかけして楽しんでいます。
キツい！けど頑張ります。
正直自分の勤務だけでもいっぱいいっぱいになり、さらにその前後に育児があるとしんどいです。内視鏡処置や内視鏡手術は立ちっぱなしで画面をずーっと見ているので肉体的にも疲労しますし、生命が関係している仕事なので精神的にも疲労します。
待機日関係なく何かあると職場から電話がかかってくるストレスもあります。
その反面、良いところもあり、経済的に自立できること、やりがいがあること、
まだ学年的にステップアップできるため、成長を実感できることがあります。
こだわりをすてること
両立は大変ですが、とにかく捨てられるこだわりは全て捨てることを意識しました。
仕事では例えば、元々は朝と夕方の1日2回は入院患者さんの回診に行きたいと思っていました。落ち着いている日は良いのですが、忙しい日やお迎えに行かなくてはいけない日はそれだと回りません。なのでそのような日は安定している人は1日1回の回診に減らすなどをしています。
また、仕事ではやるべきことがどんどん発生していきます。今までは頭で覚えていたのですが、重要度が低いものを忘れたりするのでメモることにしました。メモることで余計な頭のメモリーを使わなくて良くなり、また可視化されて早く処理できるようになりました。
家事ではとにかく手を抜いています。
私も夫も綺麗好きではないのでこまめに掃除しなくても気にならないです。笑
洗濯を溜めても大丈夫なように、下着類や子供の保育園着などはたくさん買っています。
また、他人が家に入ることや他人に任せたくないなどと言うこだわりも捨てました。そうすると家事代行、ファミリーサポート、育児シッターなど頼れるサービスが増えました。
育児についても、
手作り料理や毎日の健康的なご飯
母親が〜しなければならないや、自分の母親(専業主婦)にしてもらったことと同じことをしたいなどという非現実的で理想的な母親像を抱かない
病児は自宅で母親が看病すべき
などなど・・・
とにかく、よく考えて意味のない拘りは捨てるようにします。意味のある拘りや譲れない拘りは大切にしています。
何事もメリットとデメリットのバランスだと思うんです。こだわりることのメリットより自分や家族が辛くなるデメリットが大きいようであれば、捨てるべきこだわりだと考えます。
長々書きましたが、現在はこのように過ごす日々です。
決して私1人の努力ではなく、保育園の先生、家事代行さん、ファミサポ会員さん、夫や子供など、みんなが頑張ってみんなで協力している感覚で過ごしています。
今後ライフスタイルの変化や勤務地・形態の変化により考えることや過ごし方が変わりそうですが、今はこんな感じです！！