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鑑賞記録vol.4 ETERNAL Art Space

2022/3/12~3/20まで、パナソニックセンター東京 Aスタジオで開催されていた、ETERNAL Art Spaceに行ってきました。
こういった体験型デジタルアート作品のを鑑賞するのは初めてでしたが、新しい体験としてとても刺激されました!

ETERNAL Art Space

この展示を知ったきっかけは、フォローしているTOKYO ART BEATのインスタグラムのストーリーにアップされていた本展示の映像がとても美しく、何だこれは!?と思って調べて、チケットが取れたので、行ってみることにしました。

展示の概要は以下です。

MUTEK.JPは、新たに展開する新感覚のアート体験型イマーシブアートエクスペリエンス「ETERNAL Art Space」を2022年3月12日(土)〜20日(日)の9日間、パナソニックセンター東京 Aスタジオにて開催します。
(中略)
今回は「ETERNAL Art Space」として、パナソニック株式会社協力のもと、高精細な最先端技術を駆使したプロジェクターを搭載した空間に、国内外のアーティストが手がけるデジタルアート8作品を上映し新しい体験価値を提供します。

https://mutek.org/jp/news/eternal-art-space

プロジェクターでデジタルアートが四方にに映し出されて、アートの中に取り込まれたような感覚に陥るとても素敵な鑑賞体験でした。
チームラボにも近いのでしょうか…

8つの映像作品の中で、私の印象に残ったベスト3を記録します。

■FLORALIA Ⅱ - Sabrina Ratté (CANADA)
パンフレットの概要説明文を読んだだけでは、どのようなものかあまりイメージできず正直そこまで期待感はなかったのですが、実際映像が始まると、ガラスの中に入った花や植物が分解され再構成されていく様子がただ美しいだけではなくとても刺激的で印象的で、それに伴うサウンドも効果的に使用されており、一気に世界観に引き込まれました。

■Stillness - THINK AND SENSE & Intercity-Express (JAPAN)
「禅」をテーマにした作品で、枯山水の庭園などが映し出されるのですが、私が一番没入感を感じた作品がこの作品でした。
映像の動きが分解され小さな光になって飛び散るような様子もとてもきれいで、思わずわあと声が出てしまいそうでした。

■Infinity flow 2022 - ELEVENPLAY×Rhizomatiks (JAPAN)
今回の中で、唯一私が知っていたアーティスト、ELEVENPLAY×Rhizomatiksの作品です。模型のような人間が躍る姿からあるタイミングで女性ダンサーの映像に切り替わり、光を発しながら踊っている姿がとても美しかったです。映像だからこそできる演出方法だなと思いました。この演出なら東京オリンピックの開会式、見てみたかった…

終わりに

ひとえにアートと言っても、本展示のようなデジタルアートのような映像作品など、様々な可能性が開かれているのだな、と改めて感じました。
だた、作品の中には映像で見た方が美しく感じるのかも(自分で撮影したビデオを改めてみてそう思ったものもありました。)、と思うものもあったので、媒体が多様化している現在、どのような手段でアートを制作・発信するかということも重要になってくるのだな、と思いました。
今回私は一人で訪れましたが、このような体験型アートは、とても鑑賞しやすく、(”映える”ものでもあるので)子小さい子供を連れた家族や友人と一緒に楽しむとより記憶に残る体験になるのではないかと思います。

Immersive Museum絶対流行る!

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