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【#13 十和田湖】7日間本州下道一周3876kmドライブ

■経由地34 「十和田湖マリンブルー」(秋田県小坂町)

 道の駅ひない(秋田県大館市)から約51kmの道すがら、かみさんとこんな話をしながら十和田湖に向かっていた。

私:「これから、十和田湖っていう湖を目指すんだけど、十和田湖の畔に『十和田湖マリンブルー』っていう喫茶店があるんだ。そこのアップルパイが絶品だと聞いてるので、そこに寄るよ」

妻:「だいじょうぶ? もう4時近いのよ。閉店前に着ける?」

私:「だいじょうぶ! 閉店時間はGoogleで調べてるから」

妻:「この前も、Googleの情報が外れてたときがあったでしょ? コロナの影響で突然早めに閉店とかない?」

私:「たぶん心配ない。4時半には着くから」

妻:「でも、わたしたちが着くころには、アップルパイ、売り切れてたりして…」

私:「あはは、まあ、たしかに、その心配はあるかな… 俺たち、けっこう、そういうついてないパターン多いからね。でも、ほら、もう十和田湖が見えてきたよ!」

 「十和田湖マリンブルー」には、予想どおり、午後4時半ごろ到着。


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十和田湖マリンブルーの入口前にて。

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 早速お店に入って、「アップルパイ、2つください!」と注文。アップルパイ、まだありました! 「福岡から車で、このアップルパイを食べに来たんです」と言うと、「へええ! 福岡から!」と驚く店員のお嬢さん。

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 せっかくなので、デッキに出てアップルパイをいただく。噂どおり、甘すぎず、リンゴがふんだんに入っていて、めちゃくちゃおいしい! はるばる福岡から来た甲斐がありました! 
 デッキは風が強くて少し寒かったけど、まだ半袖でもいけた。

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「十和田湖マリンブルー」は、十和田湖の間近にある。湖面は風のせいで、海みたいに波打っていたのには驚いた。

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「十和田湖マリンブルー」のデッキ席は、こんな感じ。十和田湖を堪能する特等席だ。

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デッキの外れは砂浜みたいになっている。

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「十和田湖マリンブルー」の店内にて。

 十和田湖畔を十二分に楽しんで「十和田湖マリンブルー」を後にすると、「#11」の回でも書いたとおり、十和田湖の青森県側にある、十和田湖遊覧船の港、子ノ口港に向かう。
 「十和田マリンブルー」から約10kmぐらいのところにある。


■経由地35 「子ノ口港」(青森県十和田市)

 「子ノ口港」には、午後5時15分ごろ到着。

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 これで一応、青森県に到達。どうやらこうやら「本州一周」の体裁をなす旅にすることができた。こちら側に来ると、十和田湖の波の打ち方はさらに大きくなったよう。まるで海辺にいるみたいだった。

 ここから岩手県花巻市のゲストハウスまで、177kmもある。ざっと3時間以上かかる道のりで、門限の夜11時までには間に合いそうにない。門限の30分前ぐらいにゲストハウスに電話しようということにして、とにかく花巻に向かう。

★道の駅ひない〜子ノ口港までの行程;


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