箔押し加工で印刷はいかがでしょう?
みなさんの印刷物、華やかさや豪華さが加わるとひとつ価値が上がりますよね!
そんな高級感でお客様に印象づけたい方には、
「箔押し加工」をおすすめしたいのです。
みなさんは箔押し加工について聞いたことはありますか?
キラキラした名刺やパッケージ、輝く題字の書籍の表紙など、
目にする機会が増えているのではないでしょうか?
■ 箔押し加工とはなんぞや?
箔押し(ホットスタンプ)とは、
金箔・銀箔などの色箔を圧着する加工のことを指します。
では、どんな魅力を感じさせてくれるのでしょう?
①高級感あふれる演出
箔押し加工は、金や銀の箔が輝きを印刷物に加え、一瞬にして高級感をプラスしてくれます。
②視覚的なアクセント
きらり、またはふんわりと光を反射する箔の特性によって、印刷物の特定部分を強調できます。
ブランドロゴやキャッチコピーを際立たせることで、見る人の記憶に残りやすくなるのです。
③多様な仕上げ
光沢のある仕上がりだけでなく、マットやホログラムなど多彩な選択肢があります。
そんな多様性から、デザインのコンセプトに合わせた仕上げが可能です。
④独自性の付加
通常の印刷では出せない質感や色彩を表現でき、他の印刷物と差別化を図ることができます。これにより、印象に残る特別な一枚を作り上げることができます。
■ 箔押し加工で注意したいこと
どうでしょう?興味が湧いてきましたか?
興味が湧いてきた今、ここで注意点!
①コストと納期の考慮
通常の印刷過程が終了後、箔版作成、箔押し過程へと進行しますので、
通常のインク印刷のみの商品に比べ、製作日数が1〜2日ほど必要です。
費用の面では、箔版製作費用もプラスとして考えておきましょう。
予算や納期を相談しながらどの部分に箔を使用するか考えることも必要ですね。
②デザインの制限
細かいディテールのあるデザインや細かい線があるデザイン、
「細」や「網」などの画数が多く複雑な漢字、
また非常に小さなデザインは箔押しがうまくいかないことがあり、
箔つぶれが生じてしまうことがあります。
さらに、箔押し加工の範囲が広すぎると箔押しの品質が低下するため、避けることをおすすめします。
印刷デザインと箔押しの位置が非常に近いと多少のずれが生じてしまい、箔フィルムが印刷デザインを隠してしまう恐れがあるので、こちらも注意が必要です。
注意点は何点かありますが、箔押し加工が施された印刷物は仕上がりの美しさが際立ちます。
高級感のあるこの加工、是非チャレンジしていただいて損はないと思いますよ!
■ まとめ
今回は箔押し加工についてご紹介いたしました。
箔押し加工は、
①高級感あふれる演出
② 視覚的なアクセント
③多様な仕上げ
④独自性の付加
が可能です。
製作日程に気をつけたり、小さなデザイン、広範囲での箔の使用、
印刷デザインと箔押しとの距離感などに配慮すれば、
高級感や印象に残るデザインが可能になります。
是非、みなさんのデザインにお使いください。