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ひきこもり人は靴下を編むべし

ひきこもりの民が増えてしばらく経つ。
巷じゃ引きこもりすぎてコロナうつとか出てきてるらしい。
ならば、ひきこもりのお供には編み物を割とオススメしたい。

持病でひきこもりになってしまい数年たちますが、去年の11月あたりにとある事情で精神的にどん詰まりになってしまい、そこから
「そうだ!開き直って編み物をしよう!!」
と春先までいろんなものをずっと編んでいました。

 その中でもとりわけオススメしたいのが、靴下

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最近、手芸界隈の重鎮ユザワヤでは靴下用の毛糸玉(ソックヤーン)が売られていて、ただ編むだけで模様になる糸がたくさん売っている。しかも素材が良い。どんなふうにいいのかは後述。

 オススメの理由は3つあります。

1つめ、自作なら自前で調節しながら作れること。
 靴下は試着もできないことが多いですしね。ユキロザさんの公開してるエクセルがどんなサイズでも自動で計算してくれるので安心して作れる。(中に作り方も書いてある。)

2つめ、ウール素材で作れること。
 靴下そのものを取り扱うお店のほとんどが綿やアクリル・ナイロンの冷えやすい素材ですが、手芸店で売られる靴下用の毛糸の大半はウォッシャブルウール80%とナイロン20%という洗える毛糸が主流で、これがあったかいしかわいい柄も多い。テキトーなお洗濯でも普通に大丈夫。
ウール素材は本当に冷えなくて、それを穿くようになってからというもの持病の神経痛がだいぶやわらぎました。10日痛くて動けない日があったのですが9日くらいは大丈夫になりました。
 足首と足裏のしこりがとれて長時間歩けるようになるし、出来上がりも少し厚めになるのでクッション効果も高くてつかれにくくなります。
 先日の夏日でも穿いて外に出ましたが、暑くて多少しっとりはしてもジットリ感はなく快適。消臭効果も高いので靴も臭くなりにくい。お出かけ後にスニーカー消臭剤を吹きかけてたのにいらなくなったレベルです。

3つ目、うつに編み物がいいらしい…ですよ?
 編み物の作り方を調べていたところ、ちょいちょいと作業療法士監修されたうつ療養の記事が発掘されていたので、多分効果はあるのでしょう。
「うつ」「編み物」で検索すると割と該当記事が出てきます。
今時期にちょうどいい?

そんなこんなで大きく3つの点でオススメしました。
毛糸も1玉700~1800円位とちょっとお高めなのですが、1玉で普通の足首くらいだと2足弱、ふくらはぎがすっぽりのハイソックスだと1足くらい作れますし、かなりの時間は楽しめるので、その時間と実用性を考えたらだいぶお安い。

私が手編みの靴下を作り出した理由は、
あったかすぎても汗かいたら冷えてしまう(素材があわない)
ゴムの締め付けがあると冷える。
ゴムがない場合、サイズの合う合わないが如実に出やすい。
(ハズレをひきたくない)
ということから、モノに対する要求が非常にシビアだったからです。

駅ビルにある靴下専門店をうたうお店で探しても選べるほど物がないというのもありましたが、そういった理由からつくったため、普段から編み物を嗜んでるかというとそうではないです。
(最低限のシンプルなマフラーやニット帽は楽々編める程度には慣れてましたけれど…)
あとセーターやマフラーと違って楽しい点は、編んでて重くないことと、上半身ものとちがって靴下は変わった色や模様も選びやすいこと(失敗のあとがあっても目立ちにくいとも言う)ですし、面白半分でつくれるのもいいところかもしれません。

おすすめの糸は
Opal(ドイツ製)・novita(フィンランド製)
freesock(ユザワヤオリジナル)
※リンク先は通販サイトや海外のオフィシャルなど。大体ユザワヤ行けばありました。

いい引きこもりライフを…!

今はこれからの夏に向けてエアコン対策用のストールやショールも自分に合わせた素材で少し厚めに作るのも楽しいかなと思って作ってみています。
(*´ヮ`*)

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グラデーションのコットン糸ででかわいく仕上がるといいなー。

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