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『クレッシェンド』#3

自分のコーチングの源泉は母の恩

クレッシェンドに生きるというのは、自分を取り巻く状況がどうあれ、自分が過去に受けた恩を目の前の困っている人に返す、ペイ・フォワードをすることでもある。

『クレッシェンド』

ここひと月ほど自分がなぜ他人への貢献に情熱があるのかを考えていました。

特にパラダイムシフトが起きた出来事を経験したわけでもなく、これを皆に伝えなければという使命感が湧いたわけでもない。
いつから他人に貢献してたっけ?とさかのぼれるだけ記憶をさかのぼっていくと、そこには母の存在がありました。

うちは母子家庭でしたが、特に貧しさを感じたことはありませんでした。
しかし、大人になってから聞いたところによると、親戚からお金を借りることもあったとかで、母親が頑張って貧しさを感じさせないようにしてくれていただけでした。

母親はどんなに忙しくても体調が悪くても家事を一手に担ってくれ、夕飯を作っては仕事に戻ることもありました。
周りに対する気遣いもあったことで信頼され、多くの仕事を手伝っていました。
母親の行動は貢献というより献身と言ったほうがよいかもしれません。

他人に対する貢献への情熱は、この母親の影響が大きいと思っています。
小さい頃から身近にあった価値観が、他人に対する貢献だったのです。

今、コーチとして他人の人生をより良くするお手伝いをさせていただいていますが、それは献身的に私を育ててくれた母への恩返しであり、その恩を周りの人に分け与える恩送りだと思っています。

クレッシェンドに生きることの一つに恩送りがあることは、『7つの習慣』を学んできた私にとっては嬉しいことでした。
その意味では、7つの習慣・実践会も恩送りの一つと言えるでしょう。

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