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〈湯の森 深大湯〉

ここは〈神代植物公園〉からほど近い”トロード12”(🌏都道12号)沿い、平仮名で大きな「ゆ」のネオンが見えてくると、ほお〜ッと心の扉も開く。マンション一階部にて暖簾をくぐり、エレベーターで3階に、これでハツセンニューの開始なり。
軟水と露天風呂だネ、この〈湯の森 深大湯〉さんの魅力は!洗い場から階段で露天に出れば、頭の先には広く空が。サウナ外気浴の腰掛けに座って休んでいる先客さんと、今夜の風は涼しく、E季節になったこと、ともに味わいむEarth。だって中秋の名月だもの(残念ながら露天に浸かりながらお月様を見るのは角度的に無理だった)!
お銭湯様とお月様の効能で私は🤴(移動中に光を浴びて感動していた)リラックスモード突っ走り、こちらの電話番号の覚え方を閃いた。「四時始発よろこんぶ!」(0424-82-4652)とネ。貸し出しの黄色い風呂桶には屋号と電話番号がプリントされているものだったから。とこんなことを考えながら、長湯するのがいつもの私。そして「いつもの私」は露天の岩風呂のひとつひとつの石を眺めては、神様をそこに探したりするのであった。
湯上がりに、脱衣所の壁に緑の装飾に気づく。ある一つのタイルにだけ、アルフォンス・ミュシャの女性がいる、緑のアイビーに囲まれた。あとで振り返るとあれが”湯の森”の締めであった。

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