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〈千代乃湯〉

雨の中、どうしても浸かりたくなって訪ねたのは大きなおおきなお銭湯様。広い駐車場に車を停めて家族連れで…なんてのは素敵だなァ、私🤴は自転車で細かい雨に濡れながら。「当店は公衆浴場です どなたさまも湯ったりと」と店主が語りかける大きな看板が迎えてくれたハツセンニューは〈千代乃湯〉さん。
つぼ湯の露天がとってもE。露天風呂の中につぼが浸かっている形なので、このつぼに入るとまるで自分が湯煎されているような気持ちになるの。並んで人間プリンが二丁出来上がり!なんて空の下で愉快な気持ちになる。
そこへ親類の仲間同士や、幼い兄弟や、賑わいもあって、どんどん愉快になってゆく。雨が降っていることなんてみんな忘れてしまっているョ!
土曜日の昼下がりにみなさん、本当にのんびりすることを楽しんでいるのがわかる。つられて長湯の私は水風呂の壁に掲示されたこのお銭湯様の秘密を知る。
「先代が手ぼりした井戸水を沸かしている」。う〜ん、これがお銭湯様の歴史ですなァ〜と感じ入りむEarth。
そういえばエントランスから洗い場までの間にはいろいろと見せ物、うん、飾り付けでおもしろくしてあった。まさに人が集まるところ、神社やお寺のような、店主は和から大陸のお味が好きだと見たり。そうだ!マッサージ湯からみつけた柱の腰のあたり、金色のタイルでメアンドロス模様もあしらわれていたんだよナ。
さながらスーパー銭湯、しかしながら銭湯価格で、大きな気持ちで人々を包み込んでくれる、広いココロのお銭湯様がまた私の前に現れてくれましたゾ。

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