<経営の話 AよりQを>

<経営の話 057>
高校生だった頃、私にとって山本太郎はダントツのTVスターだった。
ダンス甲子園という人気コーナーでメロリンQというニックネームをつけられていたが、
私は「山本太郎」というシンプルすぎる本名の方が好きだった。
やたらたくましい身体をオイルでテッカテカにしてヘンテコリンな動きでダンス?する彼の出演をテレビの前で毎週楽しみにしていた。
同じ高校生としてこいつだけには敵わんなと謎すぎる対抗心を密かにメラメラ燃やしていたw
そんな彼がなんかで将来の夢は「総理大臣」と言っていたのを覚えている。
どこまでもふざけたヤローだなと、その時は思っていた。

そのあとの彼のことはよく知らないけど、いつの間にか本当に政治に関わるようになっていた。
やってることはあの頃と変わらずパンチがきいている。
だが、言ってる内容は大変まともだ。
個人的には消費税減税、脱原発、反戦争法、護憲、弱者救済という点では一致している。
やることなすことインパクト強い分だけいろんなところで角が立つ。
当然、賛否両論ある。
生粋のスーパーボンボンたちから「仕事を奪う」には、これくらいの強烈な個性が必要だと思う。
AよりQが未来を切り開く鍵になる。
安直で部分最適な答えは必要ない。


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