<コロナの夜に 魔法の杖>
<コロナの夜に 018>
昔、親父が私が何かをやると
「お前があれこれやれば良くなるって言ったのに全然良くならんじゃないか!」
とたびたび言われた。
「そらそーや、砂漠が突然お花畑にならんように、これやったら状況が劇的に好転するなんて魔法の杖はないよ。
一つ一つ積み上げて、徐々に変わって行くしかないよね。
下り坂降りてくの止めるだけでも大変なことなのに、そんなすぐに回復とか無理やし。」
と答えるしかなかった。
今でもそうとしか答えられないと思う。
何かを変えて、すぐに結果が出