<経営の話 良くなるイメージ>
<経営の話 037>
末娘が2歳の頃、お風呂で長男が竹で作った水鉄砲で遊んでいた。
必死の表情でふんがふんが押すが上手く水が出てこない。
さてさて、どうするか?
しばらく観察して、ときどき上手くいくんだけど
やっぱり難しいみたい。
子供には押す筋力がないのではなく、押す方向が悪いだけなのが見える。
私が娘に少し手を添えて方向を調整してやれば、すーっと出てくる。
それを何回かやってあげれば、自然とまっすぐに押す感覚が身につく。
それが仕事や大人の話になるとすぐ「鍛える」「頑張る」とかしてしまう。
体の使い方が悪いだけなのに力が足りないって筋トレしたら
無理して押すことだけ覚えて、上手くまっすぐ押すことができなくなってしまう。
そうやって身体は壊れてく。
身体や組織、一人一人の人間のやることは複雑で精妙。
上手くいかない時って、力が逆流してたり動きに引っ掛かりがあったり
焦って変なところに力が入ってしまったりしてるのがほとんど。
できないという結果ではなく、どこに引っ掛かりがあるかを丁寧に見て
どうすれば流れが良くなるのかいろいろ試す。
仕事上では最初は私が声かけたり、一緒に考えたりしますが、
そのうち何にも言わんでも仕事がすうーっとなめらかに回った時に
全体の動きが良くなったことを実感します。
最高なのは私の関与がなくても、自然と動きが変わってくること。
今ではそういう場面にたびたび出くわします。
鍛えるより、使い方、動き方を学ぶ。感覚を磨く。
これも武術から学んだこと。
我が師匠は私以上に相当変態なので、
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