<働き方の話 2:6:2の法則??>

<働き方の話 003>
儲ける覚悟・ホーチミンイズサノバビッチ(映画フルメタルジャケットに出てくる歌の一片)のときに書いたけど
そもそも従業員を変えてやろうという気があまりない。
https://note.com/princeofsenbei/n/n0b2d57e49ddf
https://note.com/princeofsenbei/n/n7916e6c3fd7a

理想としてはその環境に身を置いて仕事をしていると自然に変わってくる。
あーしろこーしろ言われなくてもなんとなく身に付いてしまう。
そんな職場であれば嬉しいなとは思っている。
即戦力とは真逆でとても時間がかかる。
気長に待つのもなかなか難しいです、実際には。
相当気にしてないと、口出しして変えようとしてしまうんだよな~

おかげさまでか、田中屋せんべいに2:6:2の法則は成り立ちません。
誰かが特別頑張って、誰かが特別サボってるみたいなのはホントにない。
みんなそれなりに真面目にやっているし、いい感じで力が抜けているような気がしています。
個人差はあるにせよ、まあだいたいそんなもんで
何事もすぐには変わらんし、結果なんてすぐに出るもんじゃないって
社長が一番身を以て体験してますから、のんびりしています。
なので、いつの間にか離職率が低くなってしまいました。
7、8年前までは新卒採用の若い子が2〜3年するとほとんど辞めて泣きそうになったりしてました。
今はすごく安定してますし、安心して未来のこと考えていられます。
これ実はすごく大きい。
従業員が辞める心配というのは小さな会社の経営者の悩みとして結構なウエイトを占めます。
スタッフの数が少なければそこに依存する割合も大きいですから
例えば5人の会社で一人辞めるってことは単純計算で20%のダウン。
採用して仕事できるようになるまで数年、数ヶ月かかる。
労力だって費用だって並大抵ではありません。
それより、これから先一緒にやっていきたいと思って採用したスタッフさんが
どんな理由であってももう一緒に仕事やれないってなってしまったことが悲しくて私は泣いてました。
できる限りそんな悲しい思いはしたくない。

今の問題はやめる人がいないので新規の採用がない。
売上増やすってどうやるの?くらい意識低いし(涙)
つまり新しい人を育てる機会が極端に減ります。
そのかわり、若手もベテランも新しい(といっても伝統的な)技術習得にとても積極的です!
最近、面白がろうとする従業員が徐々に増えてきたのはすごくうれしい変化かなと思っています。

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