<経営の話 問いは続くよどこまでも>
<経営の話 024>
いつまでたってもダメな私だけど
これはまあまあやれるなってことも少しはある。
課題に対してずっと考え続けられる力は人よりあるとは思う。
それこそ飽きない(商い)でやれる。
問題解決のためのアイデアはそこそこある方だろう。
何より問いを立てることが好きだ。
18年前に立てた問いは今でも答えが見つからず
ずっとずっと考え、答えを探し続けている。
その問いは
「どうしたら売上が下がっても潰れないお店になれるか?」
という切実すぎるものであった。
店舗は増えた、売上は減った、人は減った、
売り物は作れなくなるといった内部環境、
人口減少、景気(いや経済やな)悪化という外部環境の中で
自分の店の形をどうしていくか?
18年前ヤバいと思ってとった選択は会社を小さくすること。
ここ数年で人口減少については大きな問題として取り扱われますが
その頃は大学全入時代なんてお花畑なこと言われてて
あまり問題にもされてなかった。
その時点で人口減少は分かっていたこと。
売上は増やせても人口は簡単に増えない。
事業を拡大していけば潰れない
ヒット商品が出れば潰れないなんて
全く考えもしなかった。
作り手も減れば、買い手も減るなかで
なんで自分とこだけ大きくできるんや???
日本国民全員が煎餅大好きにでもならん限り無理やろw
まあ、それはそれで狙っとるけどな!
たくさん作ってたくさん売って儲けるスタイルから
限りなく少なくて作っても、最低限売れて
なんとか儲けられるようになるには?
借金して事業拡大していく拡大不均衡から縮小均衡へ転換するには?
簡単ではないと思っていたが、改めて難しいと思う。
縮小するのはそれなりにできたが均衡させるのが至難の技。
まだランディングは見えてこない。また頭を抱えてしまった。