<コロナの夜に ファンキーたれ>
<コロナの夜に 009>
GWに続きお盆も商売はダメそうだな〜
やんぬるかな(涙)
これまでずっと新作だ、試作だ、イベントだといろいろ動き回っていた。
ただ利益面から言うと、余計なこと何もしないのが一番儲かる。
コロナで思い知ったw
緊急事態宣言の間はこういうこと全くやらんかったから、
キャッシュアウト少なくてビックリした。
今までどんだけ無駄こいてきたんやと(涙)
じゃあ、なぜ儲からんことやってたか?後付けで考えてみた。
そもそも経営指標の中で利益の優先順位が低いことは前にも書いた。
ずっと毎年毎年の損益計算書上の利益を増やすことよりも
貸借対照表に載らない資産(みたいなもの)を積み上げることが潰れない方法だと思ってやってきた。
職人さんの技量、販売のノウハウ、工場や店舗の運営の対応力、スタッフやお客さんとの信頼関係。
それは試作や新作、誰もやってないことに挑戦し続けることで得られる。
とにかくその姿勢をキープし続けることで
現場で日々どんな工夫がされているか?
変わり続けることとは具体的にどういうことか?
が身体感覚として血肉化される。
これらはお金では買えないし、売ることもできない。
だからこそ真似もできない。
ぶっちゃけ、うちの煎餅はレシピがあれば同じようなものを作れる。
だけど、それがどうやって作られたか?
どんな感覚で作り、販売し続けられてるか?
がわからなければ、劣化コピーにしかならない。
同じレシピでも最終的な売り物としてお客さんの手に渡る時には全然違ったものになる。
まだまだ経験値もそれらを現金化する方法も足りてないけど、腰を据えてじっくりやってくしかない。
コロナだからって焦って、方向を変える必要はない。
ファンキーな煎餅屋で居続けよう!