2019年3月の記事一覧
<経営の話 モチベーションはなし>
<経営の話 051>
田中屋に50年以上勤務してくれた「みやちゃん」が今年3月期で退職した。
私が一番苦しかった暗黒時代を支えてくれた恩人だ。
最初の頃、責任ある立場で仕事してもらおうとお願いしても
わたしゃそんなもんできんと断るばっかりだった。
何年かして私独自の3日間研修プログラムに参加してもらった。
そこで自分にも「やればできる」(本人談)と自信を獲得してから
リーダーシップを発揮し、もりも
<経営の話 ルールにセンスを心に花を>
<経営の話 050>
〇〇はなしって連続でタイトルつけようと思ってたのに
早速ルーティンできないことを証明したイチローと同学年の私です。
イチローは引退したけど、私はまだまだこれから始まったばかりや!
前回、原価計算しないって書いた。じ・つ・は
マニュアルの類、ルールもほとんどありません。
作業手順はあるけど、都度都度アップデートされるので
あんまり明文化されてはいません。メモ程度
ルールは
<経営の話 人間だも〜ん>
<経営の話 049>
前回、売上目標ないって書いた。じ・つ・は
原価計算もしてません。
原価計算を必死でやる。
原価がわかったからって何がいいんだ?
原価率の低いもの、より儲かるものをお客さんに売るのがいいことなのか?
AとBの商品があってお客さんが迷っているときに原価率を知っていたら
どうしたって原価率の低いものをオススメしちゃうもの。
原価が高いからって安い材料使ったり、必要な手間を省いたりし
<経営の話 売上目標はなし>
<経営の話 048>
前回、会議とか朝礼しないって書いた。じ・つ・は
売上目標もありません。
売上目標作ってもいいが、目標に達しないときにどうするか?
という具体的なアイデア、工夫がなければ意味ない。
とにかく目標必達、お客さんに頭下げまくって買ってもらえ〜!
広告バンバン打って売上確保〜!
なんでもいいから新商品投入しろ〜!
こんなことは続くはずがない。
現代日本に生きる私たちは気を抜くと頑張っ
<経営の話 会議はなし>
<経営の話 047>
長年の盟友、松江彩雲堂のしゅーへいちゃんに
田中屋さんってホントにホントに会議とかしないの??ってガチで聞かれた。
えっへん、本当にしないんです。
朝礼とか会議って自分に直接関係する重要なことって
なんとなく3割くらいしか話さないじゃないですか。
それを大人しく聞いてられない性分なんです。
社内では基本的に私よりみんなの方が仕事に適していると思っているので、とにかくほとんど
<ものづくりの話 連続鳥さん>
<ものづくりの話 033>
いつも失敗するのでルーティンはとっても苦手だ。
同じことを繰り返せない職人失格人間である。
昔の日本語の横書きは右から左に書かれていた。
これは単純に西洋と方向が逆だったのではなく、
右から左への縦書きを一文字ずつ改行していったものだとのこと。
これを聞いてハッと気づいた。
ルーティンを1回1回改行していけばいいのかと。
毎回毎回新しく1枚を焼いていけばいいんだ。
今
<ものづくりの話 最初の一葉>
<ものづくりの話 032>
年に数度雪が降る町に住んでいる。
スタッドレスタイヤはマストアイテムだ。
タイヤ交換は専門店でやってもらっている。
金があるからではないw
自分で交換したタイヤが外れずに走ってくれるなんて
これっぽっちも信用できないからである。
高速道路を走っててタイヤだけがコロコロっとあらぬ方向へ転がって
突然ガタガタガタッと車がコメディ映画のごとく上下に揺れる光景が頭に浮かんでし
<経営の話 値段はかんけーねー>
<経営の話 046>
高校生との授業で毎年やるネタで
「値段関係なしに買ってしまうもの」について考えてもらっている。
例えば、大好きなアーティストのグッズだったり
やっている競技のパフォーマンスを上げてくれる道具だったり
応援してるチームや選手のものだったり
好きな人へのプレゼントだったり
いろんな場面や対象が思い浮かぶ。
価格以上に自分を満足させてくれるものだと言える。
高校生がカバンやら筆箱
<経営の話 そんなのはイヤだ>
<経営の話 045>
消費税が上がる。原材料費も上昇する。包装資材も上昇する。
しっかりとした製法で作り続けているものを
値上げをしないで企業努力(??)でなんとかする方法は
・人件費を安くする
・原材料費を下げる
・添加物などでごまかす
・機械化する
・下請けを叩く
・仕入れ業者を叩く
・手を抜く
こんな努力(?)をした商品ほしいですか?
田中屋はお客さんに値上げを納得してもらえるお煎餅を提供
<経営の話 価格チェック>
<経営の話 044>
百貨店やスーパー、小売店に行くとついついお菓子に目がいってしまう。
原材料表示、価格、展開方法などチェックしてしまうのは完全に職業病だ。
一応はプロなのでそのお菓子がどれくらいのものかはパッと見ればある程度わかる。
それで単価をうちの煎餅たちと比較してしまう。
このお菓子がこの値段で?ってのを見ると悔しくて仕方ない。
これには個人の実力不足と、業界全体の積み重ねの両面がある。
<経営の話 値段の話>
<経営の話 043>
初代増吉は「駄菓子でない高級なお煎餅を作りたい」と言って
みそ入大垣せんべいを開発したと伝えられている。
2019年 みそ入大垣せんべい 4枚500円
2001年 みそ入大垣せんべい 8枚500円
これをあえてここで書くのか大いに迷った。
何度か書いては消した。
先日、全国の和菓子屋さんが伝統銘菓を値上げできなくて苦心している
って某有名Hバイヤーから聞いた。
長くやってき
<経営の話 老舗を一回休み>
<経営の話 042>
創業して5年以内に80%の会社が潰れるそうだ。
この数字ホントかよ??
感覚的にはもっとずっと生き残ってるけど、、
老舗だって潰れる。
近所の老舗お饅頭屋さんが閉店した。
下手打ってたら我が身だったかもしれない。
小学生の時から仲良かった先輩だっただけに本当にショックで、、、
和菓子の売上で一番減っているのが饅頭だそうだ。
最近いつ食べましたか?
いや、最近自分の財布を開い