三国志と鳥フルエンザと謎の肺炎 We will survive! Ⅱ
闇鍋を思い出したそこの貴方!恐らくこの満漢全席・広東料理の野味にある果実狸鍋と、「筆者の中のマタタビ1号が猟友会というマタギ組合に入会する時食べた狸鍋(まみなべ)」が混ざったアルかwよし確認だww
とりま愛知・岐阜では狸鍋。松本ー諏訪ー塩尻までは同じだが、塩尻峠から東に進んで茅野≒諏訪大社上社を通過すると「狸汁」になるっぽいwww
見た目は「目の周りが白い」のがマミ≒沢熊=穴熊。黒いのがタヌキ。タヌキはマミ以上に血抜きはもちろん、牛蒡やこんにゃくを多量に追加しないと獣臭くて食べられない(`・ω・´)ゞただ見た目は凄く似ているんだな、これが
さて、令和の始まりと同時に終焉を迎えた平成の前に「昭和」という時代があったことをご存知でしょうか?その昭和末期に雁屋哲による「美食レポート漫画」の元祖にして皇帝ともいうべき「美味しんぼ」なる作品があった!
5ちゃんねる=旧2ちゃんねるではあれこれ叩かれていたが、最初は真面目な作品だったの(´・ω・`)伝説の典膳・昭和天皇裕仁陛下の料理番・北大路魯山人こと笹岡次郎(本名はこっち)大膳の書き残したレシピを再現していくという「事実に基づいた真面目な美食研究会」だった。
筆者の中のマタタビ1号もそのコピー(絶版なので買うのは困難。神田や大須を探したが見つかりません!)を読んだら「狸汁」のレシピが(;゚д゚)ゴクリ…以下はその要約。
「下処理で8割が決まる!食べているものも影響するので、雪深い地方の、里山の貉(むじな)を冬眠前に仕入れること。狩猟し手に入れたらすぐ裁いて血抜きをし、雪解け水の沢に1週間は晒す。」
「調理にあたり必要な調味料は、味噌・男酒≒辛口の日本酒・牛蒡・こんにゃく。肉の味そのものが完成しているが、やはり獣臭さがあるので味噌と日本酒と牛蒡での匂い消しはしたほうがいい。生姜を追加する時は気にしなくていいが、ニンニクは容量に気をつけること!」
あれ?これってマタタビ1号が日常的に食べている貉鍋では!?というか、マタギ料理というのか、マタタビ料理というのか中央線沿いの諏訪ー塩尻峠ー奈良井ー福島ー馬籠ー中津川ー多治見とレシピが同じ!!恐らく食べたwそれとも彼もマタタビ一号と同じ穴の貉、ならぬ山の民かww
閑話休題、前回の野味鍋も貉鍋も「高濃度アルコール度数の酒で」調理するという共通点から推理できる「狩猟においては獣からの感染症のリスク」を常に想定している?からこそ「酒を持ち歩く」「調理においても酒のアルコールで殺菌消毒」ということになったのだろうか?
理由のない伝統って皆無ではないがやっぱ少ないな(´・ω・`)我々はもう一度、ゴールデンカムイでも笹岡次郎大膳でもいいから「自然にどう向き合い、どう茸るか?」ということを学びなおす時が来たのかもしれない。
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