二転び、一勘違い
1件目
私はその時 急いでいました
場所は渋谷のハチ公前 スクランブル交差点
ハチ公側からセンター街に向けて信号を渡らねばなりません
時間は夕方 日没直前
私は混雑している交差点を速足で歩きます
おっと!信号チカチカだ ダッシュ!
ガシャッキンッ!!
激痛!
足に スネに激痛!!
景色は・・・私は地面に倒れています・・
転んだ・・・あぁクサリが・・・あったなそういえば見たことあるなぁ
クサリに気づかず駆け抜けようとしたのか・・・
痛ぇてててぇ・・・た、立てるかな~?
!しかし”平気ですよ~”の感じで歩き出す私~~!
2件目
私はその時急いでいました
場所は池袋駅のホーム
朝の通勤時間帯なので階段を降りるのすら長蛇の列です
アルバイトに遅刻できないので
皆に申し訳ないが長蛇の列並ばず、脇を小走りで駆け抜けているその時
パチン!!!
「手が痛ってぇ~~~~~!」
景色は・・・私はホームに倒れています・・・転んだ・・・?
大勢の人が”どうしました!?大丈夫ですか~?”の視線を私にくれている
と、思いきや私の目の前にざっと見 2000人以上いて、都合
4000個の目玉が歩いているのに1個も(基本偶数か)
私に使ってくれていない
ま、 2000人にいきなり大爆笑されるよりマシですが
びっくりしたのは、列の脇を駆け抜けようとした際に
”おっとぉ~横入りは行けないぜ”的に
見知らぬ誰かに人混みの中から足を出され
それで転ろばされたのでした
私は思わず「・・・人混みの中から足引っかけるの上手いなぁ~」
”足引っ掛け技術”・・・ここにも”メードインジャパン”の品質の高さに
愕然としたのでした(👈なんにせよ横入りする自分が悪い)
3件目
その頃私は 同級生を一生懸命笑わせ
盛り上げようと日々、努力していました
小学校2年生の事です
皆は私の一挙手一投足に笑い、私は満足していました
しかし、担任の先生は大体いつも私を注意します
「その位にしなさい」「おしゃべりが多いですよ」と
”おかしいな・・・何で注意されるのだろう?
先生の言う通りにしているつもりだし
それが上手くいっているのになぁ”
そう思っていました
だってこの間の三者面談で先生が私の母親にこう伝えていました
先生「あかるくげんきなおこさんですが
かれはちょっと きょうちょうせい がないんですよ」
母「はぁ~きょうちょうせいですか・・・」
”きょうちょうせい・・・ぼくしってる そのことば
きょうちょうせいたりないならもっと がんばれる!”
それ以来 私は日々 ”強調”することを心がけ
アピールに次ぐアピールをしましたが、
先生からしょっちゅう注意を受け続けました
”強調”じゃなく”協調”だってことに気づくまで
俗に言う”きょうちょう”あるある
ですよね