私とダンキンドーナッツ
2週間ほど前、私の大好きなマグカップが
不慮の落下にて破砕されてしてしまいました
”Dunkin' Donuts”(ダンキンドーナッツ)のロゴが
プリントされていた
マグカップ とっても大事にしてたのに
壊れてコーヒーが注げない どうしよ どうしよ~
って位ショックです
ダンキンドーナッツには色々と思い出があります
幼少期、私の家の側にダンキンドーナッツの店舗があり
たまに母親に連れていってもらって
そこでたべる”ジェリー”と呼ばれる、他では食べたことがない
真っ赤なジャム?のようなものがたっぷり入ったドーナッツが
大好きでした
私が二十歳の頃 渡米したてで不慣れな状態
季節は真冬
滞在地に流れるデカい川 チャールズ川が氷付くほどの寒さで
「何か暖かい飲み物を飲まないと死んでしまうわ!!」
街中でそう思った時にふらっと入ってコーヒーを
飲んだ店がダンキンドーナッツでした
私が20歳代中頃、米国のインディアンリザベーションを訪ねて
周っていた時、西部劇に出てくるような
赤い土と岩しかないような土地をレンタカーで走り周っていました
その地域は食事を摂ろうにも
どこまでも続く荒野のみで店自体どこにもありません
ある時とても空腹状態に陥いりました
前日デリで買った小さいサンドウィッチを食べたのが最後で
車を走らせ続けたため疲労と空腹の2重苦に苦しんでいました
そんな時 朝日が荒野に上りはじめ
「ウオ~景色は最高~!!!だが~
死にそうだ~!」と死ぬほど感動していると
荒野に続く道端に何か店を見つけました
「助かった!」思わず言ってしまいました
店はなんと”ダンキンドーナッツ”ではありませんか!
「こんな荒野のど真ん中にドーナッツ屋・・・」
店は早朝からオープンしている様子
店舗に入ると 客ゼロ
しかし棚にズラ~っとドーナッツがきれいに陳列されています
「少なく見積もっても500個以上陳列されているぞ
全てのドーナッツが売り切れるはずがないだろう」
荒野にポツンと ダンキン
店内ポツンと店員一人
ドーナッツぎっしりの棚
あの時はブルーベリーマフィンとコーヒーのおかげで
(”ダンキンドーナッツ荒野店”にジェリーはなかったのです)
生きながらえる事が出来ました・・・
あぁダンキンドーナッツ!!
そうだ”メルカリ見てみよう
割れたマグカップと同じものが見つかるかもしれない!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?