ドバイの世界大会を遠隔
ある日、前世をいってくれるあやしい方(まだ言ってる)の家で、1人のアスリートの宇宙マッサージを頼まれた。
その子はバドミントン選手で、どうやら一度靭帯を断裂して、復帰はしたものの、ケガの後遺症や不安を抱えていたので、全力で動けなくなっている、とのことだった。
それからというもの、何度かその家で宇宙マッサージをし、全日本選手権の期間には「コーチに言ってないのでこっそり来てください」と言われつつ、その頃はド派手な服しか持っていなかったので、隠しようもなく、ある程度、堂々と選手のホテルに行って、決勝前に宇宙マッサージをしたりした。
念願の全日本を制して、海外遠征の選手に選ばれ、合間に日本に帰ってくると宇宙マッサージをしつつ、試合の遠隔を頼まれたりしつつ、海外の優勝も何度かしながら、いよいよドバイで、トップ選手だけが選ばれる世界大会への出場が決まった。
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