一瞬一瞬うつり変わる命や光の動き
地球はギャグにしたほうがいい。
庭のテラスでギターをはじめて弾いてみた。
そしたら樹々の風にゆれるのや蝶々がいろんな種類、時にはつがいで飛んできたり、蛍光緑の蜘蛛が目の前にぶらさがったり、鳥がお気に入りのコースなのか、同じルートで畑に走って消えると、桑の木の枝に飛び乗って、葉っぱのなかにみえて、飛んでいったり、そのまま草むらに消えて、姿がみえなくなった。
樹々のさざめきにあわせるようにギターを弾く。
会話をするように、リズムをあわせて。
一瞬一瞬うつり変わる命や光の動き、風が、とまる瞬間もある。
その美しさは、あきることなく、やわらかく、やさしく、音でいっしょになる。
こんな風に、ギターをひいているのは、とっても贅沢でただただ、地球や宇宙や宇宙の外と感じあえていて、しあわせだ。
風も、樹々だけをゆらしつづけることもあれば、むこうからテラスにふきこんで全身をさましてくれたり、車が通る音、近くの工場のスプレーの音、お仕事の話し声や、子どもが遊ぶ声、足音も、ぜんぶ調和していく。
鳥がとめどなく、早口でおしゃべりしている。
地球で感じるつかのまの宇宙のアンサンブルを、LIVEで弾くことはすくなくなっていくかもしれない、ギターに活かしたいと、とってもおもった。
沖縄〜大阪から帰って静岡に滞在する1週間、まるまるヤマセミの湯がメンテナンスでお休みらしいのを、たまたま前日に行ったときに、母がみつけて、知った。
母は沖縄から帰ってから杖をついていて、歩くのが大変そうだったから、1日でも温泉にいけてよかった。
女湯で、いっしょに入っていた方も足が悪くて、手術することになっていると湯船で聞き、歩き方を教わったらしい。
その日の夜、いいよと断られたが、サッと膝裏を一瞬さすった。
すべてがパラレルフロウしたのか、あと、ぎゅうぎゅうにしていた膝サポーターを外して、血流が改善したのもあってか、翌日昼にはいつのまにかスタスタ、痛いらしいが、歩きだしていた。
大阪から帰った翌日は、2階改築のために、タンスや荷物を大型ゴミにだしてくれることになっていて、午前中は1人でできるとこまで外に運んで、午後から元武蔵美建築科の2人がきて、いっしょに大きいものを中心に運び解体したり纏めたりして、午前中美濃にまだいるらしかった町田さんも、夕方合流し、ハイエースに解体し終えたものを積荷して、次の現場へと向かっていった。
町田さんとの帰り際、4月末、ちゃんアンのお誕生日にご飯を食べた、小さな食堂のマーゴさんは、町田さんが設計していた時期がある、益子の「スターネット」というカフェで、よくお料理をしていたことがあったようで、パラレルフロウな不思議なご縁のなかで、この改装がはじまっていることが、より、深まった。
今度いっしょにマーゴで食べようと約束した。
前回の記事「一瞬と光はおなじ成分」の最後、貴賓室からはじまったパラレルフロウな大阪の直接宇宙マッサージウィークでも、またいろんなことがはじまりだした。
そもそも、沖縄にもっといなければならない予定が思いの外はやまったことで生まれた大阪パラレルフロウだった。
初めましての空気感のなか、宇宙タイミングで居合わせたそれぞれの人生がシンクロするUFOでは、その都度新たなバイブスがあらわれる。
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