綺麗事

　綺麗事ではかたずかないところに、ほんとうがある。

　自分自身のほんとうがわからなくなり、違和感を感じるのなら、綺麗事を綺麗事のまま放置しているのなら、それ以上自分自身に失礼をしつづけるなら、ストレスは芋蔓式にふえて当然だ。

　綺麗事はあらゆるシーンにふえつづける。

　どうおもわれても構わない、取り返しがつかなくなるかもだけど、もう我慢の限界が来たという場合は、恥部をすこしずつでも解禁し、脱綺麗事を更新し、アプデしてみれば、輝くようなエネルギーが、自分にも他者にも、満ちたり、愛のフロウがはじまりだす。

　愛は綺麗事の玉手箱をあけた奥にある。