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土を喰らう十二か月
食べることは生きることなんだと。
人生にはたくさんのドラマが起きる
恋愛、仕事、家族のこと、友達とのこと
旅行に行ったり、引っ越ししたり、
進学したり、転職したり。
自分一人の人生だけでもたくさんのドラマと出会う。
けど・・・
生きることで欠かせないのは、食べること。そして寝ること。
どんなに悲しいことやどんなに楽しいことがあっても、
淡々と食べる。寝る。
四季の中で、いや、もっと繊細で細やかな日本の季節の中で
それに伴って人は生きているんだと。
この映画はシンプルに同じ場面で同じように田畑からとってきた野菜や米でご飯を作るシーンばかりだが、
そこにとてもとて深い意味があるんだなあと気づかせてもらった。
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電飾を体中につけて煌びやかにTOKIOを歌ってたジュリーが
シンプルに淡々とお釜を使って火加減を見ながらご飯を炊いたり、
野菜の根っこの間についてる泥を丁寧に洗い流している様子が
とてもとても優しく、
とてもとても厳しく、
とてもとても大事なんだなと
気づかせてもらえたような気がする。
映画館から出てきて目にした銀座の街並み・・・これもまた生きている中のひとつ。
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