高層住宅の屋上で、僕は彼女と月を眺める。夜空の無限の暗闇の中に、僕たちは小さな点のように存在していた。この街で一番宇宙に近い場所でもまだ、夜空は張り付いて見えた。ただ、月が綺麗に見えていた。 「僕たち、何者なんだろうね?」と、ぼくがつぶやくと、彼女は少し考えてから答える。「エイリアン、ってことはわかるけど、それ以上はわからないよね。」彼女の声はひどく平坦で、夜に溶けていきそうだった。 どうしてエイリアンであることを知っているのか、それすらも曖昧だった。彼女は短い髪をかき上
時刻は正午を半刻周り、 今より髪を切る。思えば髪を切ったのはいつだろう、もみあげが爆発していて不格好であるので切る。 まずは側頭部をバッサリ、ついでに後頭部もバッサリ、すなわちスポーツ刈りを望む。 では切る 床屋が心地良いリズムを耳元で刻む 歯切れいい音、シャキシャキ ポロポロ髪が落ちていく 汚いな、と思う ちょっと前まで自分の一部だった髪の毛はゴミに成り下がった。 なぜ、汚いのだろうか 床に落ちたから汚いのだろうか ならば綺麗な床に落としたのならば?
桃を食べたよ。 桃ってなんかグロいよね。 赤い部分が筋繊維みたいに見える。 見えるよね? 桃から生まれた桃太郎ってこんな味なのかもね、美味しいね。 知ってる?桃太郎、地域によっては女の子らしいよ。 桃から生まれた女の子がとてつもない美貌を持っていたから男どもに襲われないか老夫婦が心配で桃太郎っていう男の名前を付けたんだね。 桃太郎って女の子。女の子…。女の子ンン゙!!!。 ♡ \(^o^)/♡ 桃太郎、お前女の子だったのかよ、桃太郎。
秋田に行くために新幹線こまちに乗っている。弾丸のようなフォルムが速さを象徴している。 新幹線こまちの最高速度は320km/h、MotoGPライダーの最高速度は360km/hに達する。MotoGPの異常さが際立つ。新幹線の車窓から見える風景はほとんど残像となり、まるで自分が風になったかのような錯覚を覚える。このような速度で事故が起きれば致命的であることは想像に難くない。MotoGPライダーたちの覚悟と技術は本当に驚異的だ。 最近、登山家の平出和也がK2という最難関の山を登頂
風呂掃除をサボっていたら、ジメジメした気候もあるのか、お風呂にチョウバエが湧いてきました。 浴槽を飛び交う五月蝿い(旧暦における五月のハエを五月蝿いと言ったので、ちょうどこの頃出てきたハエを指すらしい。) ハエに視姦されているなか浴槽でリラックスなど到底できるはずもなく、メロスは激怒した。 そんなあなたにおすすめ! $${\textit{夏の風物詩こと、チョウバエ潰し。}}$$ まずは風呂の壁をシャワーで濡らして、逃げ場を天井だけに限定します。 そこからはもぐらたた