
多様性とその先
多様性。
こんな安易な言葉がありますか?
障がいのある人。
仕事が遅い人。
些細な問題があれば
多様性があるから!
多様性なんだからなんとかなるって!
なんでも、多様性という安直な言葉。
耳にして心地良い言葉に流されがち。
障がい分野で、仕事をして
10年になりますが
「多様性の時代でも生き残れるように」
こんな言葉を聞くこともしばしば
色々な価値感に触れ、見る経験を嫌い
障がいや不登校の子供たち
社会参加に困難を抱える人たちに
「怠けてる」
と安易な言葉を投げかける大人。
こんな人たちには、安易に
多様性という言葉を使ってほしくありません。
色々な情報が出回り、
正しいかも怪しい情報も
多いこの世の中。
リテラシー教育や正しい知識の教育も
ままならないこの世の中で
どう生きるか、自分を知り、他者を知る
勉強あるようでない時代に。
困惑する人たちがたくさんいます。
まだ惑う人たちならいいですが
頑なにそれを認めようともしない人もいます。
怪しい情報をさも、信じてばらまく
人もいます。
僕が思うに今の、時代は
色々な生き方を認められた時代だから
色んな生き方を知り、情報を知り
失敗の中で自分らしい価値感をみつけ
その価値観を周囲に共有して
補填してもらい進める。
多様性=1人1人の力ではなく。
色々な人を繋がり、生き抜く時代だと
考えています。
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