シロ

いまのわたし、21歳の生活のかけら

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いまのわたし、21歳の生活のかけら

最近の記事

わたしって

小学生のとき、「ボールペンの部品の中でどれが一番エラいか」みたいなことを考えてたことがある。インクか、軸か、ノック部分か、はたまたバネか。そして、この部品たちが「誰が一番ご主人様の役に立ってるか」って喧嘩しているという妄想までしていた。 先日、ふと思い出し恋人にこの話をしたら、「普通の人はそんなことを考えて生きていない」と言った。私はその言葉を聞いて、すごく満ち足りた気持ちになった。褒め言葉として受け取った。 私は人と違いがあればあるほどそれが自分の存在理由だと思ってしまう。

    • なんでもないこと

      わたしは、日々のなんでもないことをすぐ恋人に報告してしまう。 たとえば、ここ2日間だけでも「バイトに行く途中の電車が満員すぎる」とか、「今日のお昼は絶対にマックでたべる」とか、「前の席に座ってる人がたまたまエリアマネージャーなんだけど、仕事しないでドラマ見てる」とか、なんでもいいことをいちいちLINEで報告している。時々、彼はよく発狂せずに話に付き合ってくれているな、と思ってしまうほどだ。彼がわたしの話すべてを興味深く聞いてくれているとは思わないけれど、大体の場合鬱陶しがら

      • さいきんの趣味について

        ある日突然スイッチが入って始めたnoteだったのに、気づいたら1か月以上も投稿をサボっていた。頭の片隅には、何か書かなきゃ、書いてみなきゃ、という思いはあったのだけど。 バイトして、遊んで、休んで、、といった大学生らしすぎる人生最後の夏休みを謳歌しているところなのだが、最近とある趣味ができたのでそれについて書く。 ユニットバスで半身浴 私のアパートの浴室はよくある賃貸の古い浴室。風呂とトイレは別だが、洗面器がお風呂の中にあって、蛇口でお湯をためるタイプのやつ。 1人暮らし

        • うすっぺらに生きてはいけない

          私は幼いころ本が好きで、ずっと、ものを書く人になりたかった。 大人になるにつれて、忘れていた気持ちだった。 もともと、私は人に手紙を書いたりするのが大好きな人間だった。 物語を作っては母に読ませて楽しんでいた。 しかし、思春期を経て、文章に気持ちを載せたり、人に宛てて自分の想いを綴ることが恥ずかしいことのように思えてきて、どんどん自分の紡ぐ世界が自分から離れていってしまった。 ここ数年で読書活動を再開して、「やっぱり文章の力ってすごいな」と感じることが多くあった。声も、表情

          はじめまして

          はじめまして、シロですああ、もうすでに恥ずかしい。自分が、この稚拙な文章を世に晒そうとしている。なんならその文章で、自分の欲求を満たそうとしている。この感覚が、今たまらなく恥ずかしい。消えたい。 きっかけ 小さいころから、物書きになりたいと思っていました。 でも、年齢を重ねるごとに、自分の中にある世界が頭の外に飛び出して、それを人に読んでもらう、見てもらうなんてことは想像できなくなって、気づいたら21になってました。 1時間前、急に思い立って、今キーボードを打っています。

          はじめまして